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2013年5月24日 (金)

桜満開ピクニック2013③【風蓮鍾乳洞編】

Dsc01273花見の翌日の3月31日(日)は、野津町名物の「風蓮鍾乳洞」に行くことにした3人。
P1040557さて、どんな珍道中が待ち受けているでしょう。

野津町に宿が取れずに、車で15分程の豊後大野市に宿泊したはっちゃんとクロさん。
そこへ、ようこちゃんが車で迎えに来てくれたのは、午前9時。

まずは腹ごしらえということで、「ジョイフル」で朝食を取ることに。
ここのジョイフルの横には桜並木がある。
並木が見渡せるテーブルに席を取った3人。

Dsc01828はっちゃんとクロさんがオーダーしたのは、「モーニングハンバーグプレート399円也」とドリンクバー。
朝からハンバーグ食うのか?って声が聞こえてきそう(^◇^;)
P1040562
大きな窓から眺める桜がめっちゃキレイだ。
ゆっくり歓談の後、再び車に乗り込み出発( ^o^)ノ

まずは野津町方面に戻り、野津町に入ったところで右折、「風蓮鍾乳洞」を目指す一行。

Dsc01836じつは、ようこちゃんにとっても、風蓮鍾乳洞は久々らしい。
誰だってそうだろうが、近くの名所にはわざわざ行かない物である。

Dsc01839_3到着すると、駐車場の脇の桜もキレイ!
そこ鍾乳洞の入り口まで歩いて行き、土産物売り場になってる建物に入る。

風蓮鍾乳洞:
http://www.furenshonyudo.jp/index.html

Dsc01840ようこちゃんの知り合いのおばちゃんがここで働いてるらしく、受付で尋ねる。
おばちゃんは鍾乳洞の中で案内係をしてるらしい。

Dsc01841じゃ、行きましょうか!
建物から出て、今度は緩やかな山道の坂を登っていく。
と、鍾乳洞の入り口がぽっかりと口を開けている。
その上には、「しめ縄」が渡されている。

今日は少し肌寒いようだ。
Dsc01844薄手のジャンパーを着ていても冷える。

入り口を入って進むにつれ、次第に暖かい空気に包まれた。
湿度の高いもわっとした感じだ。
おかげで、メガネも曇った(^▽^;)
Dsc01857洞内の気温は年中一定で、冬は暖かく、夏は涼しいのだ。

風連鍾乳洞は、大正15年に青年団により発見されるまでは外界とシャットアウトされていたらしい。
そのためそれまでは殆ど風化作用を受けていない、というのが貴重なのである。
Dsc01848白く光沢のある綺麗な岩肌のために、「日本一美しい鍾乳洞」と称されている。

しかし今は、観光用の照明があるために、こけ類によると見られるくすみが生じつつある。
Dsc01862人間の手が加わるのも善し悪しである。

狭い入り口を抜けていくと、やや広めの回廊に出た。

左右に色とりどり、形も様々な鍾乳石があり、それぞれに名前の立て札がある。
Dsc01238「ちりめん土手」「瑞雲の滝」‥‥など。

キレイだなあ~、神秘的だなあ~ヽ( ゚▽゚)ノ

洞内には蕩々と水の流れる音がこだましている。
Dsc01869暗くて見えないが、かなりの量の水が下の方を流れているようだ。

更に、どんどんでいくと、広いホールに出た。
(゜◇゜)オオーーーッ!

高い天井から色んな形の鍾乳石がぶら下がっている。
まるで、地底王国の様相を呈している。

前方に別の団体が進んでおり、一人の女性がしきりに鍾乳石を解説している。
Dsc01866きっと、ようこちゃんの知り合いのおばちゃんだろう。

ようこちゃんが声を掛けると、おばちゃんはは感激していた!
Heliktaiteそして一生懸命に鍾乳石の説明をしてくれた。

おばちゃんの説明によると‥‥。
ここで特に珍しいとされるのは、「ヘリクタイト」と呼ばれるもの。
横方向に伸びる珊瑚のような鍾乳石である。
ここのヘリクタイトの大きさは、最大のもので「約10cm」。
10cmとはまた小さいように思えるが、ヘリクタイトの成長は異常に遅く、ここまで成長した物はまず見つからないという。

Dsc01246おばちゃんが懐中電灯で照らしてくれて、暗い中でもブレずにヘリクタイトの写真を撮ることが出来た。
Dsc01895一眼レフだって事も有るけど、おばちゃんのお陰やな。

また「鐘乳帯」と呼ばれる、まるでカーテンかオーロラのようになびいて見える帯状の鍾乳石も貴重な物だという。

よく見ると、天井からつららのように下がっている鍾乳石に、尖った先端部分のない物がある。
地震などで折れちゃったのかもしれないが、もし誰かが折って持って帰っちゃったとしたら‥‥そう思うと心が痛む(>_<)

Dsc01265「順路」は崖の上を指している。
Dsc01904上っていくとホールの上の方に出る。

振り向いてみれば、これはまた絶景!
大きなホールの天井、壁、床。
模様と色が複雑に絡み合った岩肌が、神々しく光って見える。
息を呑む後継である。

写真を撮りまくっていると、二人は先に降りて行ってしまった(^◇^;)
待って~~っヽ( ゚▽゚)ノ

Dsc01878さて、おばちゃんに別れを告げる前に記念写真を♪
Dsc01269ようこちゃんにとってはまたしばしのお別れであろう。
うんうん、良い笑顔だ(^-^)v

今度は入り口方向を目指して戻るのである。
また違った風景が目に入り、二倍楽しめる。

ひんやりした外気、ようやく日の目を見た一行。

Dsc01306入り口の脇にある、大正十五年に初めて探検した際の「探検口」をのぞき込む。
「地下水のため入れません」と書かれているが、これがある意味ラッキーだったわけだ。

Dsc01313どこかの子供と一緒に坂を下りて、「風蓮鍾乳洞」を後にした。

野津町には、他にも見所がある。
まだ時間があるから、「普賢寺」でも行ってみますか。

そこは赤嶺酒造場からほど近い「普賢禅寺」。
クロさんも、以前お寺の集会で来た事が有るらしい。

Dsc01325Dsc01332ここの名物は、一面の紅葉(もみじ)の木々!
その新緑がまぶしい程に美しい。
紅葉の季節はそれはそれはすごいらしいから、是非もう一度、秋に来てみたいものだ。

この坂を下ったところに、とんちで有名な、初代「廣田吉右衛門(吉四六さん)」のお墓がある。
車を駐めてお参りをする。

Dsc01334ここには女房である「おへま」さんのお墓もある。
Dsc01336この何気ない片田舎で暮らした人が、後の世に知られるようになろうとは‥‥。

12時頃、赤嶺酒造場に戻ってきた3名。
さあ、そろそろ帰りましょうか。

ようこちゃんにお礼を言って、野津町を後にした。

Dsc08544b音楽仲間と共に過ごした、楽しい楽しい2日間だった。

また来年も、どこかできっとお花見ツアーやろう!
次はこれを読んでくれてるあなたと一緒に( ^o^)ノ

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