中津・軽音楽サークルって何?
大分県中津市の「沖代公民館」で活動する、「軽音楽サークル」なるものがある。
毎週水曜日に音楽好きたちが集まっていると聞き、はっちゃんは8月1日(水)に初めて行ってみた。
駐車場はきちんと確保されていて、出し入れもしやすい。
車を下りると円形ホールから、わずかに音が漏れている。
「思った程は漏れないんだなあ‥‥」
入ってみて分かったことだが、沖代公民館は2重サッシで音漏れ対策がしっかりしているのだ。
大きな窓から中を覗くと、12~13人は居るだろうか。
殆どが顔見知りだが、初めて見る方もチラホラ。
玄関から入り、木作りの廊下を10歩程進み、木のドアを引いてホールに入ると視界が開けた。
イス掛けにすると200人近く入るのだろうか、天井の中央が吹き抜けになった立派な円形ホール。
その正面にはコンパクトなステージ(舞台)がある。
「こんばんは。来てみました」と挨拶すると「おお、はっちゃん、ようこそ!」と返してくれた♪
メンバーは‥‥
おふくろずの藤原さん
m太郎さんテリーさいとうさん
Terra & イカ・スパイダーさんウナギの寝床さん
イマジンさん
さんぽ道さん
ハッチンさん(微妙に似た名前(^▽^;)
等々、いろんなライブで見かけるミュージシャンたち。
更に、「観るだけの人」も居て、ここに来る人はやはり音楽が大好きな人たちばかりなんだと思う。
ちょうどステージでは、初めて見る女性シンガーが歌っていた。
練習の発表を兼ねて、気軽に歌える場所が欲しいと言うわけだ。
ここにはベテランも居るので、いろんなことを教わることが出来る。そこに、この「軽音楽サークル」の存在意義がある。
話に聞くと、演奏順は特になく、各バンド1~3曲を演奏しているらしい。
面白いのは、自然発生的なコラボも行われていること。
「はっちゃん、是非歌って下さい♪」と言われ、3曲歌わせて戴いた。吹き抜け天井は自然のリバーブが掛かるので、装置のリバーブは必要ないだろう。
ハウリングの危険性はあるが、良い感じのお風呂気分を味わえる。
さて、音響機材はと言うと、ここに集まった音楽仲間がお金を出し合って購入したという。
それを持ち込んでセッティングし、交替でオペレートしている。
演奏の準備も、歌うことも、聴くことも、オペレートも、セッティングも、片付けも、実践を繰り返すことで良い経験を積むことが出来る。
こういった演奏会を地道に行う事で、間違いなく力が付くだろう。また、お互いにライブを紹介したり、メンバーを募集をしたり、情報交換の場にもなっているようだ。
会費はと言うと、必要なときに500円/人を集め、それを飲み物等に充てているようだ。
お菓子のお裾分けも戴き、ファミリー的な暖かさを感じる。
はっちゃんが感じた所は‥‥。
賑やかに楽しく!‥‥って雰囲気でもなく、「やるぞ~!」って感じでも無く、終始淡々としている。
逆に言うと、きちんと演奏を聴く雰囲気でもあるのだが、もう少し楽しく和気あいあいとしても良いのでは無いか。何だか皆が少しずつ遠慮がちに感じるので、ムードメーカー的な存在が居たら良いのかな~?‥‥なんて思ったりもする。
このサークルは毎週水曜日の19時に開始、22時には撤収する。もちろん途中入退場もOK。
ライブの後は皆で協力してPAを片付け、モップ掛けもする。それが、じつに手際良い。
「来る物は拒まず、去る者は追わず」
もちろん、一般的なエチケットは心得ておく必要はある。が、皆社会人なので、来られるタイミングでというスタンスが垣根を低くしている。
さて、団体名は?と聞くと、まだ正式名称は無く「軽音楽サークルです」とのこと。
俺だったら、まず名前や方向性を決めるのだが、まあそこはこのサークルのポリシーなのだろう。
練習のようでもあり、ライブのようでもあり、ただの音楽好きの集まりのようでもあり。微妙な感じ、ファジーな感じで成り立っている気がする。
しかし、地域から草の根のように湧き上がってくる、この「形」が素敵である。
あれ以来、ちょくちょく参加しているはっちゃん。地域のお祭りにも、このメンバーが一緒に参加したりしているようだ。
きっとこの場所から、新しい展開があると信じている。
さあ皆さん、毎週水曜日の19時~22時頃、誰かが「沖代公民館」で歌ってます♪入場無料です。
もし良かったら聞きに来るも良し、歌いに来るも良し。
「はっちゃんのブログを見て来ました」って言って戴ければ幸いです。
2012年9月29日(土) はっちゃんと仲間たち in 光の詩 (別府十文字原) | ||
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2012年10月6日(土)~7日(日) はっちゃん in おおいた夢色音楽祭ストリートライブ | ||
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