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2010年6月

2010年6月29日 (火)

NOASの逆襲W(=0=)W ガオォー!!

毎週金曜日20:00から1時間は、NOAS-FMの「縁もゆかりもミュージック」、我らがクロさんがパーソナリティーを務めている。

Noas0106月25日(金)は、最近ライブで対バンすることが多くなった「よう子ちゃん」に、クロさんから声が掛かって出演することになっていた。
俺はその夜ぷらぷらしている予定でしたが、同じくクロさんから声が掛かり、出演する事になった。

ところが、本番前日になって急遽クロさんが出られなくなり、DJピンチヒッターのMICHIさんとの番組進行をお願いされ‥‥やっぱり、リーダーのピンチの時はやるっきゃないでしょ(^0^)b

いよいよ、当日。
仕事を終えてから、JRで中津に到着したよう子ちゃんを出迎えて、向かうはNOAS-FM。
いつものスタジオに入ると、スタッフの皆さんが出迎えてくれたがMICHIさんの姿はなし‥‥。
Noas008本番前30分を切って、ちと焦ってきた。
MICHIさ~ん、早く打ち合わせしよ~(>_<)

直前になって、忙しいMICHIさんが入ってきたので、棚のCDの中から選曲しながら打ち合わせして、そのままON AIR!
ええ~こんなんでええの~~(^_^;

Noas006僕とよう子ちゃんはスタジオ内。
MICHIさんは、スタジオの外でミキサーをしながらMCをすることに。

窓にはケロリン人形が並んでる~♪
KOちゃんを思い出すのは僕だけだろうか(^_^;

Noas003_2そして、番組がスタート!
まず、僕が選んだのは、陽水さんの「能古の島の片思い」。
学生時代、福岡市の志賀島近くに住んでいた僕には、思い入れが一杯あるんだ。
海岸に遊びに行くと、遠くに見えるは能古の島だった。

Noas002_3さあ、今日のゲストの「よう子」ちゃん。
いつものマシンガントークは健在だが、今日は少しセーブしてるのかもね。
でも、終始ニコニコで楽しそうだ~(^0^)b
メインコーナーの「寺子屋音楽館」では、オリジナルとカバーの2曲を素敵な声で歌ってくれた。

Noas005_2よう子ちゃんの使ったギターは、2日前に完成し、今日初めてお披露目する「ふるたギター Leaf-3CW 8chan Special」だ!
ふるたさん、完成おめでとうございます!
まだまだ若いが、良い素性を持っていると思う。
これからちょくちょく弾かせて頂きますよ~♪

Noas001スタジオ内って吸音材が張り巡らされているから、音の響きが殆ど無い。
ヘッドホンで聞こえるリバーブが少し掛かった声が、そのままラジオで流れてるんだろう。
じつに良い感じ~♪

その後、せっかく出るからと言うことで、はっちゃんのオリジナル「咲く・La・さくら」を、よう子ちゃんとコラボで歌わせてもらった。
Noas011この曲のよう子ちゃんのハモりが、なかなかはまってて気持ち良いです(^-^)v

トークについては、全く下手くそなはっちゃんは、もう勢いだけで乗り切った感じ。
途中、MICHIさんとよう子ちゃんのマニアックな会話に付いて行けなくなる場面も‥‥あはは(^_^;

Noas012_2応援メッセージをくれた「おっとっと」さん、「のんちゃん」、「KOちゃん」に感謝です(^0^)b
MICHIさん、足を引っ張ってすみませんm(_ _)m
それから、クロさん、クロさんが築き上げた格調高い番組を乱してしまってすみませんでしたm(_ _)m

Noas004_3最後にパーソナリティーの「ゆみネエ」と出演記念撮影♪
よう子ちゃん、お疲れ様でした!
楽しかったよ~♪

NOAS-FM「縁もゆかりもミュージック」音源:
http://www.stickam.jp/audio/180131988

Noas007_2しかし、月曜日辺りからノドの調子が良くなくて、大事を取ってネットライブも控えていたはっちゃん。
翌日の「スパランド真玉」ライブを控えているが、唄ってみるとやっぱり声が出にくい。
大丈夫かなあ‥‥(>_<)

まあ、頑張って演奏すれば通じるものもある。
何とかなるかあ~\(^o^)/

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2010年6月23日 (水)

今週末のイベント情報~♪

今週末にリアルライブを控えたはっちゃん、ちょっと喉の調子がイマイチ。風邪引いたかな(>_<)
そんなことは、この際言っていられない!

久々のブログ更新で、今週末に行われるイベントを御紹介しましょう!

◆ 6/25(金) はっちゃん & 赤嶺よう子 in NOAS-FM 「縁もゆかりもミュージック」

Music01さて、6月25日(金)のNOAS-FM「縁もゆかりもミュージック」に、「赤嶺よう子」ちゃんが登場します♪
何故宣伝するかと言いますと、クロさんからお呼びが掛かって僕も出演することになったからです(^0^)b
‥‥まあ、順レギュラーみたいなものですから(^_^;

金曜日は是非、NOAS-FMとサイマルラジオ(インターネット配信ラジオ)の前で正座してお聴き下さい♪

FAX・HPにて、メッセージ受け付けてくれますので、「なかなかツウな時間」の金曜日パーソナリティー宛に!
時間の限り読み上げますので、是非送ってみて下さいね!

FAX: 0979-27-0789
HP: http://www.789.fm/request.cgi

Yoko01NOAS-FMはSimulRadio(サイマルラジオ)サイトを介して、インターネットを通じ、日本全国で「NOAS-FM」をリアルタイムに聴くことが出来ます。
下記サイトから、NOAS-FMの名前をダブルクリックしてお聴き下さい。(Windows Media Player必須)

SimulRadio(サイマルラジオ):
http://www.simulradio.jp/

時間:20:00~21:00
出演:クロさん、赤嶺よう子、はっちゃん

◆ 6/26(土) はっちゃんファミリー in 田舎音楽館「友遊悠(ゆうゆうゆう)」 (豊後高田市・スパランド真玉)

Hacchan01その翌日の26日(土)の夜は、スパランド真玉敷地内、喫茶「友遊悠(ゆうゆうゆう)」での、はっちゃんファミリーライブです♪
「THE はっ鳥」に「赤嶺よう子」ちゃんを加え、楽しいライブ構成でお届けします(^0^)b

★ここでお知らせです★
Aya01今回のライブを最後に、Ayaは「THE はっ鳥」を卒業することになりました。
今まで、「Aya」に沢山の応援を戴き有り難うございました。

「THE はっ鳥」としては最後のライブですが、今後は新たな境地で展開を予定している「Aya」です。
皆様、どうか暖かく送り出して下さいね♪

また、今回都合により、ネギ男は欠席しますので、急遽よう子ちゃんが飛び入りでパーカッションを引き受けてくれました。
これはまたレアなライブだ!
2,3日前に決まったので練習出来ないままライブに突入!でも、やってみるっきゃない!

時間:19時~21時
出演:THE はっ鳥(はっちゃん、Aya)、赤嶺よう子
料金:無料
場所:温泉施設「スパランド真玉」敷地内の喫茶「友遊悠」
大分県豊後高田市城前156-1 スパランド真玉別館  
TEL 0978-53-4390
http://www.spaland.jp/

来月以降のライブについては、「はっちゃん+ネギ男」の構成にて新しく船出します!
みんな、乞うご期待!

来月以降のライブについては、またお知らせしますね(^0^)b

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2010年6月 8日 (火)

ふるたギター「Leaf-3CW」大解剖♪

ふるたギターの最新作「Leaf-3CW 8chanスペシャル」の仕様についてお話しします。
興味のない方には意味のない事ですので、どうぞ遠慮無く読み飛ばして下さい(^_^;

Leaf0207_2【Leaf-3CW 8chanスペシャル仕様】

<サイド&バック材について>
さて、このギターで一番目を引くと思われるのが、サイド&バック材として採用した「イチイガシ」。
この材は元々、1999年に山間部の開発時に伐採された、樹齢150年は経ていたという大木。
ふるたさんが譲り受け、大まかにカット後に保管していたというから、11年程シーズニングされていたことになる。

Leaf0216ふるた工房には伐採された日付の入ったブロック材が多く積まれていて壮観だ!
これを厚さ約3mmの薄さに製材する作業も「ふるた工房」の中で行われるのだから、「お宅は製材所ですか?」と言いたくなる(^_^;
そもそも木工が趣味のふるたさん、大型の電動工具を持っていたから、大きな投資はせずにギター製作を始める事が出来た。

さて、「イチイガシ」の話に戻ろう。
杢目はまっすぐなのに、斜めの縞模様が入っていて、カールした髪の毛のように繊維に沿ってキラキラ輝くのだ。
じつは真っ直ぐに曲げようとしても、この木目に沿って斜めに捻れていくという、とてもやっかいな材でもある。
しかし、この自前の木の特徴を知っているふるたさんは、加工のノウハウを十分持っている。

ここで、イチイガシについて、更に掘り下げてみたいと思う(^-^)v

Ichii01_3[イチイガシ(一位樫)] ブナ科コナラ属アカガシ亜属。
英名:オーク(OAK)。
学名:Quercus Gilva (クエルカス・ジルバ) = 赤みがかった黄色(Gilva)のナラ(Quercus)の意。
ドングリやクヌギの仲間で、果には渋みがなく食用になる。
日本では、九州を中心に自生する常緑樹。

イチイガシについて(フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」へリンク)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%82%B7

調べてみたところ、戦国の世、槍(やり)の柄はほとんど樫(カシ)で作られていた。
特にイチイガシは、樫類の中でも道管(細い管)が多くて太いため、軽くて、しかも弾力があり、「槍の柄」には最適だった。
「イチイ」という名前は、この木の大きさや材としての優秀さから、位階の「一位」を表していると言われている。

Leaf0215木質は粘り強く、通常はカンナの台、酒樽、船や艫(ろ)として使用される。
比重は芯部で「0.88」と、ローズウッドに近い程に重く固い。
音響的には、指先で叩いた感じは、弾力のある音で、ローズウッド程は固い音はしないがマホガニーよりも固いイメージ。

では、何故この材をあえて「Leaf-3」に使うのか?
一般的に楽器用としてはローズウッド等がポピュラーであり、ふるたさんもローズウッドをブロックで購入していた。
Leaf0209しかし、ふるたギター2号器のバック材に使用していたのを見て、この素敵な杢目と木質に魅力を感じたはっちゃん。
手持ち材が豊富なことも考えて、「是非ともサイド&バック一括で使ったらどうでしょうか?」と提案。
今回めでたく、3本のギター全てに採用することになった。

Leafphoto07アコギはそもそも、弦を振動させ、トップ材が振動する音を、比較的固くて重いサイド&バック材が反射し、空気ポンプのように音を前に送り出す仕組み。

だから、材と材のバランスは音作りに最も重要であり、音の大半はこれで決まると言っても過言ではない。

Leafphoto08世界広しといえども、「イチイガシ」をギター材に使用しているのは、おそらく「ふるた工房」のみであろう。
もし、イチイガシ+スプルースによる組み合わせが成功すれば、「ふるたギター」の特徴として定着することは間違いない。
だから、あえてこの材を使うことを提案した。

そして、センターピースには100年寝かせた明るい杢目のハカランダを使用。そのじつはHOLSの端材。

Leaf0211_2サイド&バックのバインディングには山桜、そして、黒/白のパーフリングを採用。
エンドピースは、ハカランダ。

エンドピン部分は、ピックアップ取付のために12mm径のストレート穴にした。

Leaf0210<トップ材>
シトカスプルース採用。
北米で算出する最もポピュラーなギター材で、C.F.Martin社はこの材を標準仕様にしている。
ふるたさんは、これをブロックで購入して、製材している。

Shell_2トップのパーフリングは、大和マーク社の細かいヘリンボーンを採用。
これに、木製ストライプ材を組み合わせ、「山桜バインディング+黒/白/黒+ヘリンボーン+黒/白/黒」とした。

ロゼッタは、アバロン貝の2重巻きと、着色木材の組み合わせを行った。
構成は、「黒/白/黒+アバロン+黒/白/青/白/赤/白/黒+アバロン+黒/白/黒」。

トップエンドには、黒蝶貝をアール付きの三角形に加工し、「黒/白/黒」のパーフリングで囲み、アイデンティティとした。

<ネック材>
Leaf0214これもまた1999年に産出した樹齢100年の山桜を、製材後11年寝かせてあった物。
通常、ネック材としてはマホガニー材が有名だが、山桜は手持ち材が豊富なことと、比重0.60とマホガニーに近いことで採用。

更に8chanスペシャルは、この桜と桜の間にインド産ローズウッド(紫檀)の薄板をサンドイッチしたスリーピース構造。
ネックの反りとねじれに対する強度を上げた。

ただ、この山桜もまたやっかいと聞く。
良く研いだカンナを使用しても、刃が立った杢目を引っかけることがあり、サックリと綺麗に削れないのだ。
だから、大まかに形を整えた後は、ひたすら鉄工ヤスリ(丸棒)で少しずつ形を整えていく。

<ネック構造>
Leaf0206指板下には順反り/逆反り双方向のトラスロッドが仕込まれている。
ネックはディープジョイント構造で深くボディに内に突出させ、ヒール部は2本のボルトによってボディとしっかり固定。
ボルト・オン・ネック・ジョイントとしている。
更に完成後、一定期間を経て木材がこなれた頃に、指板下とボディとを接着させる予定。

ヒールキャップには、白蝶貝と黒蝶貝を組み合わせて使用。

<指板材>(はっちゃん手持ち材)
Leafphoto16アフリカ黒檀(マグロと呼ばれる、今では珍しい真っ黒な材)を使用。
一般的な縞黒檀が比重0.85~1.0程度に対して、比重1.2と重い。
指板脇のバインディングは、山桜とエボニーである。

指板インレイは、12フレットには象牙と日本アワビ貝を組み合わせてリーフを形成。
その他のフレットには、4mm径の白蝶貝のドット、指板脇のマークには、2mm径の白蝶貝のドットを採用。

<駒材>(はっちゃん手持ち材)
Leaf0204濃緑色に鈍く光る貴重な東南アジア産の黒檀(エボニー)。
カンナを掛けると緑色の削りカスが出ることから「青黒檀」と呼ばれ、これを磨くと真っ黒になる。
一般的に使用されている縞黒檀が比重1.0程度なのに対し、比重1.4と非常に重い。

駒形状は、千鳥(チドリ)をイメージした。
目の部分のインレイは、目玉を白蝶貝で形成し、白目の部分には黒蝶貝を採用した。

<内部材>
Leaf0203定石通り、ブレーシングはトップと同じくシトカスプルースを採用。
音の分離と音の抜けを考慮し、全体的に背が高くて細め、鋭角にテーパーをかけたブレーシング形状にした。
トップブレーシング高さは通常15mm程が一般的だが、Xブレース中央部21mm、ここから16mmに斜めに落とした(ノンスキャロップ)を使っている。
バックブレーシングも高く、22mmを採用。
ブレーシング幅は、各7mm。

側板の割れ止めは、シトカスプルースをブレーシング形状に加工し、取り付けてある。

Soundhole内部のライニング(縁に沿ってギザギザに切れ込みが入れられたパーツ)には、手持ちの南洋材「メルサワ」。
ネックブロックには山桜を採用。

そして、内部全体をクリア塗装している。

<ヘッド>(はっちゃん手持ち材)
Leafphoto22ヘッド厚は、15.5mm。
表側の突き板は、はっちゃん手持ちのブビンガ(アフリカンローズウッドの縮み杢)&ハカランダ(HOLS端材)を使用した。
裏側の突き板は、ジリコテ(シャム柿)の濃色部を使用。
ヘッドバインディングは、山桜とハカランダの組み合わせ。

ヘッドインレイは、象牙とアバロン貝を組み合わせてリーフを形成。

Leafphoto17_2<ピックガード>(はっちゃん手持ち材)
ハカランダ材(HOLSの端材)を使った、実用新案「木の葉(リーフ)型」。
Leaf-3は、デザインを見直すことで、より洗練された形になった。

<糸巻き>
GOTOH 製ゴールドペグに、黒檀(エボニー)ノブを取り付けた。

<サイズ>
形状:スモールジャンボ・カッタウエイ
弦長:654mm
ナット幅:43.7mm
ネック厚:20.8mm(1フレット部)

Leafphoto26ボディ厚(上部):89.6mm
ボディ厚(中央最厚部):115.6mm
ボディ厚(下部):107.6mm
ヘッド角度:13.6度
ジョイント角度:0.6度
ボディ幅(上部):290mm
ボディ幅(くびれ部):240mm
ボディ幅(下部):400mm
ボディ長:505mm
ネックジョイント部~ヘッド先端:518mm
ギター長:1,023mm
サウンドホール径:100mm
トップ材厚:2.75mm
サイド材厚:2.1mm
バック材厚:2.4mm

Leaf0212‥‥というわけで、ここまで仕様について詳細に書いてきたが、所詮、「楽器の命は音」である。
まだ弦を張ってない段階で言えるのはここまで。

ここまでこだわり、手を掛けて来たのだから、きっと良い音になって出るに違いない‥‥なんて、希望的観測かもしれないが、「愛情を掛けただけ、モノにも魂は宿る!」と信じつつ、完成が待ち遠しい。

そして、完成した後も、調整を繰り返しながら、どんどん音が変化していく過程もまた、オリジナルギター製作の楽しみでもある♪

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2010年6月 2日 (水)

ふるたギター製作【イントロダクション】♪

Leafphoto02中津市で唯一、(趣味で)ギターを作っている「木作り工房 ふるた」の御主人「ふるた」さん。
この、「趣味で」ってところがすごいところ(^^ゞ
若い頃はA級ライセンスを持ち、自分でレーシングチームを運営していたという強者で、自動車でも何でも全てバラして構造を確認し、組み立てていたらしい。
御自身は、現在「学習塾」を経営し、注文により木工家具製作も行っている。


Leafphoto25さて、そんなふるたさんが、2007年、プロが弾いていた「ソモギ」という200万円はする高級ギターがどうしても欲しくてなった。
「よし!自分で作ってやる!」と思い立った!(普通思わないでしょ‥‥)
元々木工をしていたということもあるのだが、自分一人で一から研究し、ギターを作り始めたのだ!

Furuta_6試行錯誤、暗中模索した1年後のこと‥‥出来た!
僕は、この時に本人と出会い、1本目のドレッドノートスタイルのギターを見ました。
しかし、驚きました!これが弾けるギターなのかと‥‥(^_^;

ふるたさんにとっては息子のように可愛い手作りギター。
しかし、はっきり言うと、作りも塗装もヒドイ状態。(市販のギターに比べたらということだが)
Leafphoto04_2でも、音はちゃんと出るし、ちゃんと弾けるんです(^^ゞ
(※右の写真は、少し進化した2本目のギター)

プレイヤー楽器店での内覧会で、ギターフリークとして、演奏者として、様々なアドバイスをさせて頂きました。

Leaf0201ふるたさんは研究に余念がない。
2本として同じギターは作りたくない。
人のギターを見ては、細部、内部を鏡でルーペで研究し、インターネットの記述を検索し、ギター製作の英語版の専門書籍を取り寄せ、工具も自分で作り‥‥。

そして、段々と進化を続けたふるたギター。
当初より、「葉」のイメージをピックガードデザインにしたギターだったので、僕が「Leaf(リーフ )」と名付けました。
Leaf201_2僕は都度、アドバイスをしていくことになります。

そして、昨春(ギターを作り始めて2年)、本格的にはっちゃんデザインの「Leaf-2」の製作を開始。
Leafphoto19_2木々の間に鳥が鳴き、遊ぶように、軽やかに、メロディアスに鳴って欲しいとの願いを込め‥‥。
ブリッジ、ヘッド、ネック形状、ピックガード等の細かい部分も変更しました。

そして昨秋のこと‥‥ふるたさんは、またやってくれました!

Leaf301オリジナルボディ(スモールジャンボ、しかも、カッタウエイ)の木枠製作を始めたのです。
その形状を見た時、ビビッ!と感じたはっちゃん。

Leafphoto05_2ふるたさんがこの2年で研究し、積み上げてきた技術の集大成を形にしてもらいたかった。
だから、はっちゃんのオリジナルギター製作を依頼しました。

彼は、今までのギターを全て売る気はなく、自分のために趣味で作っていたのです。
Leafphoto06ふるたさん自身も言っていたことだが、「まあ、失敗しても自分のギターだから良い。次に上手く行けばいい」。
確かにそうなのだが、それは一方では「妥協や手抜きをしても誰にも迷惑は掛けない」ことを意味する。
そのふるたさんの飛躍のためにも、掛け値無しの真剣勝負をしてもらいたかった。

Leafphoto14そのため、またもやデザインと仕様を考え始めたはっちゃん!
何度かの手直しの後に完成したデザイン。
それが、今まで以上の手間と時間を費やして現在3本同時に作っている「Leaf-3」シリーズなのだ!
ブレーシング、接合部、使用材、インレイ、バインディング、ディテイルにこだわったモデルだ。

Leafphoto10_2今回の目玉は、なんとミニギターの試作品「Leaf-Chibi」も製作していることだ。
じつは、そのギターは先週完成した。
これがまた妙に可愛い!
Leafphoto26_4あくまで試作ギターで、まだまだ詰めるところは多いのだが、心配した中低音もしっかり出ている。

さて、僕の「Leaf-3CW はっちゃんスペシャル」は、現時点でボディが完成し、ネック制作中。
この後、塗装に入念に時間を掛け、後2週間程で完成する見込みです。

Leafphoto23_2ふるたギターは、ネックの接合、使用材もじつにユニーク!
面白いんですよ(^0^)b

趣味だけど、真剣!
ここが面白いところ!
そのうち、「ふるたギター」が世に出ることになるかも‥‥。

Leafphoto24_3完成したら、ぼちぼちと構造やインレイ、音質など詳細の説明をしていきますね。
お楽しみに♪

2008年2月記事:
http://acoraku.way-nifty.com/blog/2008/02/post_b952.html

2008年7月記事:
http://acoraku.way-nifty.com/blog/2008/07/post_6aeb.html

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