Dream Boatの再会♪
僕は今、仙台方面に出張している。
じつは、この出張に出る前日、大学生時代の先輩の結婚披露パーティーが行われたのだ。 福岡の天神、地下鉄「赤坂駅」から徒歩5分のライブハウス「Dream Boat」(ドリームボート)が会場。
元々、福岡市東区香椎にあった店が、10年以上前にここ天神に移転したのだ。
その昔、僕らが学生の頃、「Dream Boat」は音楽に明け暮れる学生やアマチュアミュージシャン達の夢の宝箱だった。
夜になると、いつでもここには音が充満していた。
オーナーの淳平は、大学時代の同級生。
お互いに音楽の世界に浸かっていた。
僕らが語り合った「Dream Boat」を、淳平は大学卒業後すぐに、店を止めたいと言った前オーナーから引き継いだらしい。
じつは僕はそのことを全く知らなかった‥‥。
Dream Boat:
http://果たして28年もの歳月が流れ、先日日記にも書いたがふとした事で先輩に連絡が取れて、今回の結婚パーティーの事、そして「Dream Boat」が未だに存在する事を知った。
かくして、30年ぶりに淳平に再会したのだ‥‥。
なんてドラマティック‥‥人生はかくも面白きものかな。
さて、本題に入ろうか。 今回の主役は、1年上の先輩「ライ・ケーダー」さんと、花嫁の「ます」さん。
じつは、涙がちょちょぎれる位に先輩に会いたかったのだ!
音楽にプライベートに色々と影響を受けた人、大好きな先輩!
その先輩が未だ独り身だった事も意外だったが、会ってみてこんなに素晴らしい伴侶に巡り会えた事にまず拍手を送りたい。
その伴侶とは、レストラン「日々喜(ひびき)」で、暖かくて美味しい料理を作っているシェフとのこと。
「Dream Bort」の近くにあるというその店。
未だ行った事はないが、是非いつか行ってみた~い\(^o^)/
日々喜:
http://
そんなギターと音楽が大好きな先輩に、何をプレゼントしようか‥‥。
さんざん考えたあげく、僕の心ばかしのプレゼントは「Martinのカタログ」。
え?そんなで良いの?‥‥なんていう声が聞こえそうだけど、ただのカタログじゃないのよ~♪
先輩が学生時代から大事に弾いていた70年代初頭の「Martin D-28」。 僕は、そのギターが生まれた頃の、本場アメリカの英語版ヴィンテージカタログ、それも非常に状態の良い物を入手して持参した。
68年、70年頃、70年代中期の3部のカタログ、それにMartinヒストリーカタログだ。
当時の東海楽器のMartinカタログの原盤になったもので、おそらくはそれなりに価値のある物だと思う。
Martinを大事に弾いてきた先輩だからこそ、分かってもらえる物だと思うからね。
先方もドタバタしている時だったから、よく分からなかったかもしれないが、気にいってくれてるだろうか‥‥。
さて、この結婚パーティーは2月15日(日)に行われた。 僕は当日一足先に福岡市に移動して、昔働いていた天神周辺から中州辺りを散策した。
寂しいかな、天神のど真ん中にあったかつて仕事をしていたビルは取り壊されて跡形もなくなっていた。
時は流れ、街は移りゆく‥‥人の心も‥‥。
昔天神を闊歩していた頃の面影を残しながらも、景色はいつの間にか様変わりするものだ。
天神から15分程歩くと、赤坂の地下鉄駅前に到着した。
携帯メールに画像添付した地図を頼りに現地に向かったのだが、開場時刻の午後6時を回っても場所が分からずうろすろ‥‥こんなはずじゃなかったのに~(>_<)
仕方なく「Dream Boat」に電話‥‥1本通りが間違っていただけだった‥‥はあ~。
会場に着くと、そこにはお懐かしい「ライ・ケーダー」先輩! それに振り袖を纏った「ます」さんが受付でお出迎え。
もう言葉なんか要らない(T_T)
その場で抱き合ってしまった!!!しばらく抱擁~♪♪♪
おおおおお~おおおおお、涙が出そう!!!
会場に入って、最初に目に入ったのは大先輩の「873」さん。
「おおおお~っ、お久しぶりです~!」と言っていると、そこに大声が!
「○○じゃ~~ん、なんしよっと~!」と、淳平の声!
そこでまたまた抱擁~♪
それに、なんと! バンド「WAY」の「大内義昭」さんではないか!それに相棒の「江尻利幸」さん!
彼らは元々「クッキージャム」→「WAY」→メジャーデビューして「DU-PLEX (デュープレックス)」と名前を変えながら有名になったグループ。
プロになってしばらくして解散したのだが、大学時代から素晴らしいハーモニーを聴かせた! それに当時、既にアコギにエフェクターを効かせる演奏方法など斬新だった。
同じクラブの先輩の中でも飛び抜けた存在だった「WAY」。
皆さんはご存じだろうか、「藤谷美和子」と一緒にデュエットした「愛が生まれた日」。
大内さんは紅白にも出たんだよ。
それに、当時「小比類巻かほる」の曲は殆ど大内さんが作っていたのだ。
大内義昭:
http://思えば、学生の頃、「WAY」の住むアパートに遊びに行った事がある。
「生WAY」のハーモニーをステレオのように聴いた時の感動は今でも忘れない。
そのあこがれのミュージシャンが、今僕の目の前にいるのだ。そして僕と普通に会話してくれる‥‥なんて幸せなんだ\(^o^)/
もうとにかく僕にとっては凄い出会いが一挙に押し寄せて、頭の整理が着かない状態(^^ゞ
先輩のガンベさんも、オカさんも、ウシさんも、ウエノさんも次々に来場‥‥そのたびに抱擁する。
とにかく嬉しくって仕方ないはっちゃんです!
ガンベさんは、僕のブログやミクシィを詳しく見てくれてるみたいで、評価してくれていてホント嬉しかった。 オカさんにいつも付いて音響を担当してた事、ウシさんの大型バイクに二人乗りをさせてもらって故郷まで帰った事。
走馬燈のように思い出します。
会ったとたんに全然昔と変わらない雰囲気、それにみんな素晴らしい人たち。
さあ、演奏タイムが始まった。 まずは新郎のライ・ケーダー先輩、ダテに30年演奏してないよ、凄すぎる!
それに相棒の淳平も泣かせるギター弾くじゃないか!
お互い手荒にこき下ろしながらも、ドヤドヤと暖かい笑いの絶えないすっばらしい演奏だった!
さすが、ミュージシャン達の結婚パーティー、次々と飛び出す得意技、めくるめくひとときだ!
僕は名刺代わりに「KA-RA-A-GE」を、諸先輩方にプレゼントしたが‥‥。
仕事の合間に音源を寄せ集めて作ったCDとは言え、何だかみんなの演奏聴いていると、レベルの違いを感じたなあ‥‥はあ~。
ライ・ケーダー先輩!ますさん、改めて御結婚おめでとうございます!
末永くお幸せに!
中津にも遊びに来てね~(^-^)v
さて、あまりにドタバタして、そのまま福岡空港から出張に突入の僕は、実感を味わう暇はなかったが、おそらく後になってジワッとあの日の感動が込み上げて来るのではないだろうか。
本当に、みんなの祝福の中で、あったかい空気に包まれていたよ‥‥。
満席過ぎて立ち見状態の会場では、一人一人とゆっくり話す事など出来はしない。
また場所を改めて、ゆっくりとグラスを傾けながら、再会の時間を楽しもうではないか。
我が音楽人生に乾杯♪♪♪
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コメント
はっちゃん良かっですね~音楽仲間の同窓会..楽しい思いが伝わってきてこちらも楽しく拝読いたしました。
なんなんでしょうね~学生時代の仲間...いくつになっても20代前後にかえるんですよねー.気持ちまでわくわくしてね..他人が見たら結構な年の方が騒いでてね~www
投稿: フェラガモ | 2009年2月22日 (日) 23時10分
結構なおじさんばっかりだけど、そうそう自分達だけが気付いてないって感じ(^^ゞ
一緒にいると、知らぬ間にタイムスリップしたかのような錯覚に陥っちゃうね。
でもね、それが僕にとって本当の幸せ。
人と人との繋がりに幸福を感じる‥‥そんな自分で居たいって思うのです。
投稿: はっちゃん | 2009年2月22日 (日) 23時25分