夏の終わりに…みんみん♪
今朝のはっちゃん家の庭で、いつもは聴き慣れない蝉の鳴き声がし始めた。
「ミ~~ン、ミン、ミン、ミン、ミ~~~ィ~~」
ああ、この声はミンミンゼミだあ~(^。^)
森に入るとよく耳にする鳴き声だが、我が家で鳴くのは今まで聴いたことがない。
鳴き始めは、低くドスの効いた‥‥「ミ~ン、ミ~ン、ミ~ン」の繰り返しから始まり、次第にテンポを上げていく。
しばらく一定のリズムで鳴いた後、いつもの「ミ~~~ィ~~」で締めくくる。
その独特の鳴き声には、超強力な倍音がある!
人間の声にこんな倍音を乗せるのって、難しいのかなあ。
こりゃ、セミに学ばなきゃならない。
クマゼミやアブラゼミより、また一段と辺りに響き渡る声に圧倒されつつ、カメラを庭に持ち出した僕は、シマトネリコの樹で鳴いているであろうミンミンゼミの姿を探した。
そう言えば、この歳になると、セミの姿などをまじまじと見ることなんぞなかった。
だから、クマゼミとミンミンゼミの区別が付かないのだ。
シマトネリコの樹に近づいたところで、ピタリと鳴き止んだセミ。
どのセミがミンミンゼミか判別出来ないので、目に入ったところに留まっている綺麗なセミに向けて何度かシャッターを切った。
途端に飛び立ったその1匹セミ‥‥いや、1匹じゃない、セミは3匹飛び立ったのだ。
いったい、撮影したセミはミンミンゼミだったのであろうか‥‥。
会社の昼休みにこうして日記を綴っている僕だが、自宅に戻ったら、カメラのメモリーに入っているはずの今朝の「庭のセミ写真」と、この日記に掲載した「ネットで見たミンミンゼミ写真」と見比べてみよう。
→ 会社から帰り、撮影した写真とネットの写真と見比べたところ、大正解!
写真のセミは「ミンミンゼミ」でした!
ついては、今朝撮った写真を追加掲載しました。
あの激しい暑さの夏も、そろそろ終わり‥‥涼しげな風を感じられる季節になった。
セミ達の声も日毎に減っている気がして、毎朝精一杯合唱するセミ達と格闘した夏の日がちょっぴり淋しくもあり、懐かしくもあり‥‥。
皆さんは今年の夏に何を思いますか?
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<追伸>さて、この日記を書いた昼過ぎになって、音楽仲間のお母様が亡くなったと連絡があった。
本日の早朝に亡くなられたそうだ。
その方は、闘病期間が長かったのだが、思い出すのは掛かり付けの病院の文化祭での「慰問ライブ」。
患者の方々の前で演奏する我々を、とても喜んで下さった。
10年前に亡くなった祖母の面影を見るようなその優しいお顔と、この家では見慣れない1匹のミンミンゼミの鳴き声。
なんだか妙にリンクしてしまった。
もしかしたら、セミの姿をして一言別れを告げに来て下さったのだろうか‥‥などと考えてしまった。
ここに謹んでご冥福をお祈り致します。
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コメント
線香のけむり見送り夏がゆく
おっとっと家 父の初盆を終えました。うちには 季節外れの黄色いちょうちょがやってきました。
夜の空に 二等兵星があることも 三平方の定理も 山吹の花の和歌も 彼が教えてくれた・・・
頑固な性格は 彼ゆずりだれど 無条件に愛された記憶は いつまでも私のなかに生きています。
投稿: おっとっと | 2008年8月22日 (金) 21時15分
初盆でしたか。
お盆は少なくとも年に1回は、故人を忍ぶ良い機会を与えてくれます。
「無償の愛」こそ、親の愛。
その愛を心に受けてない人は不幸ですね。
最近、自然破壊のみならず、命を何とも思わない輩が増えてきたのはそのせいでしょうか。
何かを見て、そこで何を感じるか‥‥想像力は人を豊かにしてくれます。
山や川、自然の中からでしか人間は学べないのだとつくづく思う今日この頃です。
さて、話は変わりますが、「からあげブルース!」が本日「Ver.3.1」へと変化しました。
からあげブルースVer.3.1
http://www.stickam.jp/audio/178357781
だんだんと煮詰まってきて楽しい曲になってきたと思います。
聴いてみて下さい。
投稿: はっちゃん | 2008年8月22日 (金) 23時18分