« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »

2008年7月

2008年7月30日 (水)

KULO-Tだい!

バンドリーダーのクロさんの親戚の方がブティックを経営されており、バンド「KULO」にTシャツをプレゼントして下さる事になりました。
T01_2そこで、僭越ながら「はっちゃん工房」にてデザインさせて戴きました。

(※添付写真はデザイン画と、実際のTシャツの写真)

今まで「KULO」は、各々が違う服装を着て出演しておりましたが、これから冬場以外は統一されることになりそうです。
プレゼント有り難うございました!

さて、そのTシャツが数日前に完成!
クロさんから手渡されました。

T02黒地に白文字。
飽きの来ないシンプルさが基本。
背中のロゴに昭和の香りと、円形に配置した隷書体で可愛らしさを狙いました。
左胸の「KULO」エンブレムは、ギターを抱いた時でも前方から目立つように配置しました。

「KULO」のバンド名の由来をもう一度お復習いすると、そもそも各自が演っているバンドの一文字を取った名前で、バンドリーダーはクロさん。
玄人(くろうと)を目指す心意気!

Kulot03・今日もラーメン→(K)
・遊々バンド→(U)
・エレクトリック・レディ・ランド→(L)
・おいさんず→(O)

「おいさん」とは、大分弁で「おじさん・おやじ」の意味。

この「KULO-T」の感じ、如何でしょうか?
やはりバンド名から、「黒色」がぴったりだと思ったわけで。
これからライブの度に着ることになるであろうユニフォームであり、唄う戦闘服というわけ。

「KULO-T」デビューは、来月9日の中津市にて開催される「灯籠祭Kulot02_5り」における「西蓮寺」での弾き語りライブ。
楽しみだあ♪
何百という灯籠が幻想的に並ぶ路地の、お寺の境内で催される「KULO」ライブに是非お越し下さいませ。

そこでちょっと皆様に質問!
ちなみに、この「KULO-T」買いたいなあと思いますか?
Kulot02今のところ僕の中だけのアイデアなんですが、ライブ会場で製作原価でお分けしても良いのではないかなと‥‥。

---------------------

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2008年7月22日 (火)

東洋さんの壮行会!

7月20日(土)、色々とお世話になった音楽仲間の「東洋さんのカナダ移住」の壮行会を行いました。

Teruchantop2_2宴会場所は、言わずと知れた西大分の椎迫に移転オープンした「串焼き輝ちゃん本店」。

元オーナーであった東洋さんを慕って、音楽仲間が集まる場所「串焼き輝ちゃん」 。
お店を息子さんに譲って、この度カナダへ移住されます。


さて、僕は前回と同じく、午後5時半に別府の「西鉄リゾートイン別府」にチェックイン。
何故かホテル横の駐車場は満車状態で、やっと駐められたのは第2駐車場。それも満車ギリギリ。
え~?なんで?
あ、そうか今日から夏休みだ!

その後、クロさんと待ち合わせの「浄土真宗西本願寺別府別院」へ、ギターを抱えて徒歩。
クロさんの車に乗せて戴いて大分市内へと向かう。
今回の為に中津市の「フルタ工房」で、特別に作って戴いた「寄せ書きトップ板」と、「HOLS」を持って!

Teruchantop_2椎迫のアテオ前のビルの1階に新しい「串焼き輝ちゃん椎迫本店」は有る。
息子さんの洋一君が店長を務めているが、この場所は大ヒット!
凄く繁盛しているらしい!
忙しすぎるのも大変だと言っていたけど、若いうちはある程度無理も出来る。
頑張って稼いで下さい!

関連記事:
http://acoraku.way-nifty.com/blog/2008/06/post_84dd.html

6時過ぎに付いた僕達、既に数名の音楽仲間が集合していた!
バンド「Ya-Chari」の「やっさん」や「Charley」さん、大御所「TAKE」さん、井ノ上先生、Kimiさん等大分の蒼々たるメンツが揃っていた。
Charleyさんは奥様とお嬢ちゃんと一緒。
お元気そうで良かった。

Teruchan02_3また、今回長崎からお越しになっていた「あーさん」にもお会い出来た。
一人増える毎に「カンパ~イ!」って良ってビールをあおる!ウマイ!
串焼きや一品料理が次々に運ばれてくる。
今夜の設定は、飲み放題食べ放題なのだ。

いよいよ、東洋さんが奥様と一緒に登場!
お元気そうで何よりです!

まずは、今回お預かりするカオルギターをクロさんの車へ積み込んだ。
確かにお預かりしますね。東洋さん。

そしてまた、堀さんやオンヅカさんや多くのミュージシャンが合流し、やがて用意された席は満席に。

ワイワイ、ガヤガヤと盛り上がりながら、「寄せ書きトップ板」Teruchan04_2に、それぞれの東洋さんに対しての想いを込めた言葉が綴られていく。
それを受け取り、しげしげと眺める東洋さん、嬉しそうでした\(^_^)/


関連記事:
http://acoraku.way-nifty.com/blog/2008/07/post_6aeb.html

Teruchan01_2来月大分でのライブが予定されている「伊太地山 伝兵衛」さん等に一言書いて戴いた後、正式にお渡しすることになろう。

さて、今回「HOLS」と、クロさんの「日高ギター」を持ち込んだ僕ら中津組。
ギターを回しながら、懐かしい曲が飛び出す飛び出す!

各自のオリジナル曲や、ふきのとうやグレープ等久々に聴く曲もあり楽しい!
Teruchan05武田鉄矢の物まねも飛び出して、場は盛り上がり続けるのであった!

僕が「さだ まさし」のマイナーな曲を唄おうとすると、知っているのは長崎の「あーさん」だけ。
そこは二人の世界になってしまった(^^ゞ

Charleyさんのブログにも関連記事がありますので、是非御覧戴ければと思います。

Teruchan03_2Charleyさんブログ:
http://charley.blog.shinobi.jp/Date/20080721/1/

楽しい夜はあっという間に更けゆき、東洋さんは奥様の運転する車で帰って行かれました。

Teruchantop3_3去って行く車を見送りながら、東洋さんの健康とカナダでの活躍を祈る僕らでした。
東洋さん、身体に気をつけて頑張って下さいね!


串焼き輝ちゃん椎迫本店
TEL 097-543-3836
住所:大分市志手1組1階
アテオ志手椎迫店前、河野ビル1F

---------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月20日 (日)

29th「アコサミ」ライブレポ♪

7月19日(土)は、プレイヤー楽器のライブスペース「アコプレイス」でのライブ「ACOUSTIC SUMMIT(通称:アコサミ)」でした。

Acoplace1今回の出演は3バンド、「西山ひろかず」と「HIRO」、それに我がバンド「今日もラーメン」。

午後3時半にプレイヤーに集合!
ヒカちゃんも来られるらしいから、今日の「今日ラー」は3名体勢で行けるぞ!

山ちゃんの奥様のかおりちゃんと、可愛いお子さん「零也くん」を久々に見ました。
きゃっわいーっ!(ダイハツ・タントのCM思い出した!)

Baby1かおりちゃん痩せた?
毎日大変だろうけど、お母さんになってしっとりして綺麗になったんじゃない?

さて、各バンド20分ずつの音出しとリハを行っているうちに、会場の5時15分になったよ。
さあ、そろそろ開演だ~!

1番手は「西山ひろかず」。
Nishiyama01今まで何度か観たミュージシャンであるが、その独特なメロディーと歌い方は異質とも言える。
エピフォンのアコースティックギターをかき鳴らし、また繊細につま弾き、まるでピアノのような弾き方だ。

曲の説明も手短に次々と紡ぎ出されるメロディアスな世界。
「いよっ!西山ちゃん!」とかけ声を掛けると、恥ずかしそうに照れ笑いするシャイな彼である。


2番手は「HIRO」。
ケーナ奏者である彼の素顔は、小学校の先生である。
Hiro1木製の「ケーナ」の暖かな音、また金属製の「アイリッシュ・ティン・ホイッスル」の爽やかな澄み切った音を駆使し、MIDIのデジタルミュージックに合わせて、壮大な音の世界へと誘う。

非常に落ち着いた方で、見識もある為、東九州音楽振興会の幹事をお願いしているのだ。
応援に来場されていた方に、良いプレゼントになったのではなNishiyamahiro1いだろうか。

今回は、「西山ひろかず」と「HIRO」の初のコラボレーションが実現した。

しかも、西山君がケーナの為の曲を、2曲書き下ろしたのだ。
Nishiyamahiro3しっかり譜面に書き起こされ、短期間の練習であったのだろうが、演奏面での息も合っており中々の出来映えでした。

幻想的というか、ケーナとギターの競演も良かったよ!


ラストを飾りますのは、我々「今日もラーメン」。

Kyora1忙しさのあまり、練習はハッキリ言って出来ていませんm(_ _)m
でも、そこはそこ!
トークとハッタリで、何とかするのが「今日ラー」。
今回は、パーカッションのヒカちゃんも入って、ドライブ感を増した演奏が出来るかな!

え?
今日はヒカちゃんの彼女もお越しに、お、なかなかのべっぴんさんだ!
ヒカちゃん、素敵な彼女出来てよかったね!


さて、今まで静かなバンドが続いたので、会場の雰囲気で、当Kyora2初緊張気味だった今日ラー。
いやいや、これじゃイカン!
一発盛り上げるど~!

今回用意してきたのは6曲+アンコール1曲。

「今日もラーメン」セットリスト:
1. C調バラードメドレー(今日ラー編曲)
2. Georgia On My Mind(レイ・チャールズのカバー)
3. DayLight Twilight(オリジナル)
4. 星くずのタカラモノ
5. 生まれ来る子供達の為に(オフコースのカバー)
6. 始める事で何かが始まる(オリジナル)
追加:
7. 咲く・La・さくら (オリジナル

「今日ラー」アコサミ音源:
http://www.stickam.jp/audio/178292549

Kyora3_2最初の「C調バラードメドレー」は、Cコードから始まる曲をワンフレーズずつ繋ぎ合わせて作った今日ラーらしい大作なのだ。
これでつかみはオッケー!

渋めの2曲の後は、山ちゃんの可愛いお子さん零也くんに捧げる子供向けの曲を2曲続けて。
中々雰囲気良くなってきたよ!この調子!
来て下さったお客様に感謝しつつ、ラストは言わずと知れた「始める事で何かが始まる」!

一応終わったんだけど、悪のりして、更に「咲く・La・さくら」を演奏。
Kyora4_2とにかく盛り上げちゃう今日ラー!
お客もノリノリだあ、良いね~♪

それから、今回の写真撮影スタッフとして協力してくれたミノル!
観に来て下さったマーブルのお二人!
色々と有り難う!
今回も音楽仲間に助けられました!

皆様有り難うございました~♪

さて、病気もようやく良い方向に向かっているHIROが、帰り際に言ってくれた言葉がAcoplace2_2あります。
はっちゃんの「始めることで‥‥」のように、僕もやっと始める事が出来ました!
今日ラーに元気を戴きました!

‥‥心から嬉しかった!

さて、早いもので「29回目」の「アコースティック・サミット」が終了した。
来月は記念すべき30回目である。
「アコースティックミュージックを通じて、音楽を愛する人々が集える場、アコサミ」!

お近くの方は、30回目のアコサミに是非お越しを!

---------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月16日 (水)

東洋さんへの贈り物は♪

今週末は、来月初旬にカナダに移住する事になった大分の音楽仲間「東洋さん」のお別れ会。
どんなプレゼントをお渡ししたら良いかと、先日バンド仲間のクロさんに相談されていました。

Toyo01_2当初のアイデアは、音楽仲間に「色紙」に寄せ書きしてもらい、別に何か記念品を贈ろう、という事になっていました。

7月12日(土)夜、バンド仲間のクロさんとビールを一杯引っかけていた時にふと思いついた僕! 

ギターのトップ板を、東洋さんの為に特別に製作してもらい、そのボディに寄せ書きしてもらったらどうだろう!

つまり「寄せ書きトップ板」というわけだ!


中津市には、趣味でギターを作られている「フルタ工房」があり、とても親しくお付き合いさせて戴いてます。

フルタ工房関連記事:

http://acoraku.way-nifty.com/blog/2008/02/post_b952.html


ギター大好きな東洋さんの事、カナダで経営する予定の日本料理店「SAKURA」に飾ってもらえるのではないだろうか!

東洋さんも僕以上にギター大好きなんだもの、僕だったら何をもらったら嬉しいだろう?
そうしたら自ずとこういう答えが出てきました(^^ゞ

「ギター好きの、ギター好きによる、ギター好きへの心からの贈り物」
というわけ♪
勿論フルタさんのこだわりも愛情も、しっかり込めてね♪

思いついたら即実行が僕のモットーだ!
さっそく、その場でフルタさんに電話して状況の説明と何とかお願いを‥‥。

Furutatop02はっちゃん:「今週末までに製作して戴くわけには参りませんか?」
フルタさん:「はっちゃんのお願いならやってみましょう!」
 

と、全面協力を約束して下さいました。

で、翌13日(日)の昼過ぎの事です。
フルタさんから電話があり、「やはり週末までは無理そうです‥‥‥‥というのは嘘で、もう出来ました!」
え~~~~っ?!出来たって、たった一晩しか経ってないよ、ほんと???

で、即「フルタ工房」へ行ってきました。
本当かなあ~‥‥。
あ、本当に出来てる♪

Furuta006聞けば、ナント昨夜は徹夜して作って下さったとのこと!
フルタさん、貴方はなんていい人なんだ!
 

ヴィンテージタイプの12フレットジョイントOOサイズのトップ材は、シダー単板。
これにしっかりとスキャロップブレーシングが施され、フルタ工房独自デザイン「Leaf(リーフ)」である、ブリッジやピックガードも取り付けられて、塗装前の段階。
この「Leaf」は、僕がフルタさん用にデザインしてあげたものだ。

(※右の写真は、フルタ氏製作の「Leaf-3号器」と、今回のLeaf-Top。Leaf-3号器には、フルタ氏が敬愛する「岡崎 倫典」氏のサインが)

さて、何故一晩で出来たかって?
じつは、ちょうど作りかけのトップ板があり、それをこのために使って下さったとのこと。
ナント有り難い!

どうせディスプレイ用ならば、指板を取り付けましょうかね、って悪のりしながら、指板のデザインも協議。
フルタさんは「一切手抜きしてないから、このままギターが作れますよ」ですって。

相談の上、指板上部も「Furuta」の「F」の形状でカットされることになった。

<トップ材仕様>
ボディ:シダー単板
Furutatop01_5ブレーシング材:スプルース(スキャロップド)
指板:アガチス
ブリッジ:チェリー(山桜)(リーフ独自の千鳥デザイン)
サドル:牛骨

ピン:黒檀
ロゼッタ:ヘリンボーン&セル
ピックガード:ローズウッド製

ピックガードは、リーフ独自の葉脈デザイン。
アイデアは特許庁のお墨付きだ。

特許庁登録実用新案第3142716号(実用新案出願2008-2214)
http://www2.ipdl.inpit.go.jp/begin/be_search.cgi?STYLE=login&sTime=1216193306234
※キーワードの欄に「ピックガード」と入力して検索してみて下さい。実用新案の一覧の中に「ギターのピックガード」として掲載されています。

Konoha01_3フルタ工房では、様々なサイズのウッド製ピックガードの製作注文を受けて下さる。

特製ピックガードのお問い合せは、中津市「フルタ工房」まで。
TEL 0979-24-1312

フルタ工房の角印と、「カナダで頑張って下さい!」と激励のメッセージが添えられた。
仕上げは、タンポ刷りによる軽い塗装が施されて完成。

今回、面識のない東洋さんに精魂込めて作って下さったフルタさん。
しかも無償で提供して下さるという。(ホントに良いの?)

そこに、フルタさんの念押しが‥‥。
「他ならぬはっちゃんの頼みだから作ったのであって、他の人だったら作りませんよ」と。

そうだよなあ。簡単そうに見えてこの作業はホント大変だもの(>_<)

フルタさん、本当に有り難うございました!
無理言ってすみませんでしたm(_ _)m

Furutatop03_3完成したトップ板を持ち帰った僕は、牛骨サドルと黒檀ピンをこのサイズに加工して取り付けた。
これは僕からの追加プレゼントだ!

僕は早速ホームセンターに行き、このトップ材を保護できる枠はないだろうかと探し周り、サイズに合わせたコルクボードを購入した。

このボディに、音楽仲間が寄せ書きをしてお渡しすることになる。
飛行機で持って行くには、ちょっと大き過ぎるかなあ‥‥という不安はあるが、東洋さんに喜んでもらえたら幸甚だ。


大分の音楽仲間の皆さん、寄せ書きよろしく!
きっと、皆の想いが詰まった素敵な「寄せ書きトップ板」になることだろう。

荷物になるって事で、もし持って行けなくても、後日カナダに送ってあげることにしようか♪

---------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月14日 (月)

BAHOはオモロかった♪

先週のFriday Night(7/21)は、BAHOライブでめっちゃ盛り上がりました\(^_^)/
大分には10年以上も来てなかったBAHO。
Baho01ファンはこの日を待っていたよ!


さて、大分市のトキワ会館という結婚式場(?)で開催されたライブ。
僕ら「KULO」や「今日もラーメン」のメンバー、「空(くう)」、「マーブル」など中津の主要バンド全員集合で押し掛けました。
平日なので、皆会社早引けしたり各自大変だったんだけど、そこは年に一度のお祭り騒ぎのためさ\(^_^)/
数人が1台の車に乗り合って、会場に向かいました‥‥。

※右のポスターは掲載許可を戴いています。
転載は堅くお断りします。

このライブの模様は、大分の音楽仲間のバンド「Ya-Chari」のCharley(チャーリー)さんが、詳~しくレポートしておられるので、下記をクリックして是非お読み下さい。
BAHO素人の僕が詳しくレポートするのは申し訳なく思いますので、割愛させて下さいね。

Today Is The Day(Charleyさんブログ):

http://charley.blog.shinobi.jp/Entry/851/

開場が6時、開演7時までの1時間は、会場後方で1杯500円で販売されている「生ビール・焼酎・赤/白ワイン」で一杯引っかけながら待っている人が殆ど。

BAHOというか、Charのファンは濃い!
とにかくマニアックです(◎-◎)
ステージ上に置かれているChar愛用のギター「Ovation アダマス」や「Gibson アーチトップ」、エフェクター類に興味津々なギター小僧(オヤジ)達は手持ちの携帯やらデジカメで一斉に写真撮影‥‥。
「会場内での写真撮影はお断りします!‥‥」のアナウンスなんか関係な~し。
まあ、とにかくすごいです!


しかし、会場は元々披露宴会場だから、何となく壇上の席は新郎・新譜の雰囲気が面白い♪
さて、超満員のBAHOファンはノリノリ!
とにかく、のっけから最後まで手拍子、足拍子とオヤジには少々辛い展開に(^^ゞ
途中から会場総立ちです!
もう、とにかく叫ぶ人やら、手を振る人やら、握手しようとする人やら入り乱れて‥‥。

セッションさながらのCharと石やんの掛け合いで、漫才のようなトーク!そして、圧倒的なギターテクニック!
アンコールを含めて2時間半、楽しい時間はあっという間に過ぎゆくものだ。
その間、ぶっ続けで弾き続けたBAHO。
すげーぜ!

とにかく、カッコイイおじさん達から、底知れぬパワーをもらいました。

Baho02_2しか~し、楽しかったなあ!
日々の憂さが吹っ切れた感じ\(^_^)/
これでまた明日から頑張れるよ


さてこの模様は、7月21日(月)PM7:10~OBSラジオの「ドクターマーサー」さんの番組で放送される予定だそうです。
BAHOへのインタビューも含めて、楽しい時間となりそうです。
大分の方、是非お聞き下さいね。

大分でのBAHOライブの火付け役、世話役となって下さったバンド「Ya-Chari」のCharleyさん、本当にお疲れ様でした。
当日は大分の音楽仲間達にも会えて幸せでした!

来年もBAHO来てくれるかなあ♪

---------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 5日 (土)

至高と至福の狭間で‥‥

「ギター増殖病」というやっかいな病に侵されてしまっている事を自覚している。
D451_2何とかこれを克服したいという気持ちはある‥‥しかし、なかなかそうは問屋が卸さないもので、小遣いが貯まる頃になるとムズムズ‥ムズムズ‥‥つい1本増えてしまう。

「ギター増殖病」とは、ギターが大好きで、それを追い求める余りギターが増殖するという恐ろしい病(^^ゞ

数日前、出張の帰り道の出来事である。
数時間ではあるが、楽器店のメッカである東京「お茶の水」の街をうろついた。
(そもそも東京で時間が取れた時、ここをうろつくのがいけないのだが‥‥)
某中古楽器店にて、奥の壁の中央に、これまた大切そうに掛けられていた一番高価そうな(一番弾いてみたい)ギターを弾かせて戴いた。
こういうシチュエーションじゃないと、まず弾くのは無理ですから(^^ゞ

・Martin D-45 1968年製 450万円也
・Martin D-18 1936年製 250万円也

(※写真の掲載については御迷惑をかけるといけませんので、あえてセピア色加工を施しています)

まさしく「至高のギター」である。
勿論買えるはずもないのだが、値段だけ見て、アコギ世界の奥深さを思い知らされた‥‥(T_T)

D181もちろん、どちらのギターも思わず涙が溢れる程に素晴らしい響き‥‥甘く、ふくよかで、艶があって、長く続く余韻が身体に染み渡る感覚がたまらない。

どちらのギターも色は焼け、塗装は剥がれ、表板はゆがみ、ハッキリ言って汚い‥‥と、世の女性達はきっと思うに違いない。
「こんな汚いガラクタに、数百万円出す男共の気がしれない」‥‥と。

男は確かに馬鹿な動物であるが、それがちょっと違うんだなあ。
僕らは時代に揉まれたそんなギター達が愛おしく、まるで後光が差しているように、めちゃくちゃ輝いて見えるから何とも不思議だ。

今や楽器の製作は機械化され、出来うる限り簡略化・合理化され、貴重な樹木はただ浪費されるばかりで、音の命は何処かに消え去ったに等しい。

その昔、本物のギター職人達は、自ら選びに選び抜いた材料を使用し、1本のギターにその魂と情熱を込め、命を授け、手にしたアーティストはそれを高みへと成熟させ、昇華させていった。(現在もそのような本物の職人は、多く存在するから誤解無きよう)
「手工ギター」と呼ばれる「人の手だけで生まれるギター」は、多くの歳月を掛け弾き込まれる事で、その魂が深く深くボディへと浸透し、刻み込まれていった。

だから、アコースティックギターの素晴らしさは、その長い成熟の期間(歴史)にこそあると言えよう。

よく考えれば、そんな「至高のギター」の響きが、安価に手に入れられるはずもないのである。

そうして、古き良き時代の楽器を求める人々は、「本物のヴィンテージ楽器」を血眼で探し続け、そしてその値段は否応なしにつり上がっていくのである。

では、「至福のギター」とは何ぞや?
値段ではない!
1本、1本のギターに対する人それぞれの「思い入れ」や「歴史」である。
だからこそ、「ギターは面白い!」と思うのである。

「あ~あ」‥‥と、ため息をつく僕はまだまだ、「至高のギター」と「至福のギター」との狭間で、苦悩し続けるに違いない‥‥。

---------------------

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »