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2008年6月

2008年6月23日 (月)

ダテフラワー「KULO」ライブ・レポ♪

6月21日(土)、我々「KULO」が、中津市内のお花屋さん「ダテフラワー」にてワンマンライブを決行しました。

Datelive1_2第1部、第2部の2ステージ構成を予定していた事もあり、めっちゃ気合いが入っていたのだが、なんとまあ、前夜から空が大泣きしているのではないかという程の大粒の雨。
台湾に近づいている台風の影響もあってか、梅雨前線が刺激されて九州地方は大荒れであった。


当日の午前中はそれ程の大雨でも無かったのだが、機材の準備を始めた午後2時頃からまた雨脚が強くなった。
ハッキリ言ってドシャブリ!
屋根のあるところで機材の積み卸しは出来たものの、車に乗り込む数秒でずぶ濡れだよ!
‥‥さてさてと頭を抱える。

月に一度「ダテフラワー」店内にて催されている生バンドライブ「Saturday Nights」。
Date01_2第3回目を迎えた6月は「KULO」の単独ライブと決まっていたが、正に雨の季節の真っ直中!
こういうシチュエーションも有る意味仕方のない事。


午後3時頃から音響機材のセッティングを開始した。
今回ミキサーを担当して下さる中近東大好きな大崎さん、最近毎度撮影班をやって下さるお馴染みの平川さん、勿論音楽大好きダテさん御夫婦と皆大活躍。
カウンターを外に運び出したり、スピーカーを組み立て、ミキサーやマイク類の配Date07_2線をしたり結構大変なものだ。
ある程度準備が整ったのは午後4時頃。
お花屋さんといっても店内は結構な広さ。おそらく40名程は充分座れそうだ。

激しい雨は已然として降り続いている。

徐々に個々の音出しを始めていたところ、突然ギタリストのはるちゃんが、「エアコンから水がしたたり落ちてるよ!」って。
あ、ほんとだ置いてあったベースやアンプが水浸し‥‥なぜ?
‥‥とステージ後ろの窓の外を見ると、ディスプレイになっている中庭に水が溜まってそれが溢れようとしている。
エアコンのドレーン(水抜き)が逆流していたのだ!

Date08なんと!もう少しでガラスの縁まで水位が達しようとしているではないか!こりゃ大変!
平川さんとダテさんがドシャブリの中を外に出て、必死に水抜きをしようとしているが入ってくる水の方が圧倒的に多いのだ。
このものすごい雨を止める事なんか出来ず皆ボーゼン!


もう少しで店内にまで溢れようかという頃‥‥段々と雨脚が弱くなり、少しずつではあるが水位が下がってきた。
ああ、良かったあ~どうなる事かと思った。

さて、用事があったクロさんが合流し、リハ、兼音合わせ、兼練習?に突入した。
Date04今回、「コブクロの蕾をやってほしい」とダテ奥様からリクエストがあったのだが、全く練習する時間が取れず、各自予習をしてきて当日初めて合わせる事に。
はるちゃんが打ち込みでピアノの伴奏音源を作って来ていたので、それをバックに流してギターとハモリを入れてみる。
やってみると、音源のリズムが取れず、これが中々難しい。
しゃあない、それでもやるっきゃない。

Crews2_2今回の「KULO」の新兵器は、ギタリストはるちゃんの手に握られている「Crews Maniac Sound ES-1500C」。
極薄のラウンドシェイプボディから、本格的なアコースティックサウンドを発し、プレイアビリティに優れたネック形状とボディはプロも愛用する程のギターだ。
今回は前日に届いたギターをいきなり使うという暴挙に出たが、さてどのような事になりますやら。

Date05_3そうして、リハは終わり、ダテ奥様の手作りの美味しい「いなり寿司」等を戴きながら休憩。
6時過ぎてお客様が入ってきたので、僕らは楽屋に下がる。

今夜のライブは、「ワンドリンク付\800」。
とってもリーズナブル!
諸経費考えると、どうみても儲け無しだわな~。

Date09_3本当は開演は6時半からなのだが、このライブのプロデューサーのカドちゃんが7時開始を宣言。
この雨の中、客足は非常に鈍いが、少しずつでもお客様が増えてるからね。

Date17_2時計は丁度午後7時、ダテ社長のバンド紹介によって「KULO」登場!
リラックスムードで登場した「KULO」。
この激しい雨の中、本当に良く来て下さった方々に感謝しつつ、第1部のスタートです。


<第1部セットリスト>
Date03①ここにしか咲かない花[カバー]
②なごり雪[カバー]
③星くずのタカラモノ[オリジナル]
④大きな木の下で[オリジナル]
⑤ファビオラの風[オリジナル]
⑥あの空へ帰ろう(中津編)[オリジナル]
 
オリジナルを中心に、手拍子も戴きながら和やかに続く第1部のステージ。
さて、皆様満足してもらえたでしょうかねえ。

第1部ビデオ映像:
http://www.stickam.jp/video/178256336
Date10
第1部が終了し、約20分の休憩を戴きつつ、会場に入ってお客様に御挨拶。
マーブルのみんなと御家族、同級生のスギちゃん御夫妻を始め、色んな方々にお越し戴きました。
最近いつも顔を出してくれるギター大好きなジミーちゃんに、「7弦ギター HD-7RM」を弾いてもらいつつ、暫く雑談!
みんな有り難う!

さあ、第2部に突入だ!

<第2部セットリスト>

Date12①Wonderful Tonight[カバー]
②涙そうそう[カバー]
③見上げてごらん夜の星を[カバー]
④ぬくもりをともに[オリジナル]
⑤夢の旅路[オリジナル]



Date06_2カバー3曲を立て続けに演奏し、場もすっかり和んだところで、オリジナル曲を御披露!
何だか「2ステージ」のライブって、演る前からすごく構えてたけど、楽しくてすごく短かく感じた!
もう終わりなのかなって名残惜しかったよ。

お客様からアンコールの手拍子‥‥パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ‥‥。
僕らはステージ脇の楽屋でそれを聴きながらアンコールの準備。

Date14カドちゃんがステージに出て、「アンコールやってもらえるか聞いて来ますね~」
クロさんが楽屋からもう顔を出していて「全然かまわないよ~」(大爆笑!)


そして、拍手に迎えられて再びステージへ。

<アンコールセットリスト>
①蕾(つぼみ)[カバー]
②始める事で何かが始まる[オリジナル]


第2部&アンコールビデオ映像:
http://www.stickam.jp/video/178256227

Date15_2先に書いたように、「蕾」はぶっつけ本番‥‥大丈夫だろうか。
‥‥って、途中でリズム取れなくなって撃沈‥‥(T_T)
気を取り直して、ラストソングの「始める事で~」を大合唱!
あ~りがと~!楽しかったぜ!みんなも楽しんでもらえたかな~?

さあ店先に出て、足下の悪い中を来て下さったお客様一人一人に御礼を言いながら握手。
有り難う!

さあ、お客様を送り出した後は、美味しいお酒と、ダテ奥様の美味しい手料理を戴きながら、音楽仲間のセッション大会へと突入! 

Date16_2円卓を囲んで、次々に飛び出すフレーズの嵐と、即興ブルースの歌声!
プロはだしのギタリスト「ジミーちゃん」は、僕の「ホルス」を弾き倒して、「めっちゃ良いギターや~」と大満足の様子!

そりゃ嬉しいけど、その弾き方激しすぎない?‥‥ちょっと冷や汗たら~り。
我がバンドのはるちゃんのギターも冴え渡り、中津のミュージシャンの才能に酔いながら、長い夜は更けゆくのでした!

中近東好きのミキサーの大崎さん、さすが、天空神「ホルス」の事もよく御存知!
話も弾んで嬉しい事、嬉しい事!
ダテさん御夫妻、本当にお世話になりました\(^_^)/

Date11お世話になった御礼というわけではないのだが、少しばかり宣伝をば。

お花・観葉植物等の御用命は是非とも「ダテフラワー」へ。
優しい気持ちの方々が、素敵な緑とお花をお手元に届けます。

Date13ダテフラワー(地図)
〒871-0041 大分県中津市新博多町1705
TEL: 0979-23-5006
駐車場:中津市営新博多町駐車場(徒歩1分)を御利用下さい。

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2008年6月17日 (火)

串焼き輝ちゃんと博堂村♪

6月14日(土)、西大分の椎迫に移転オープンした「串焼き輝ちゃん椎迫本店」にお祝いの為おじゃましました。
「串焼き輝ちゃん」は僕ら音楽仲間のたまり場、心の拠り所であったのだが、さてさてどういう感じになっているだろうか。


当日は別府泊まりにして、ホテルにチェックインの後、クロさんの車に便乗して「輝ちゃん新店」へ。

今まであった大分の中心の繁華街「中央町本店」とは180度違い、閑静な住宅地のど真ん中。
こう言うところで繁盛するのかなあ‥‥と思いきや連日ひっきりなしにお客が入るらしい。
それでめっちゃ忙しい(◎-◎)らしい。
あ、そうか飲酒に対する交通法規がより一層厳しくなって、自宅に帰ってから歩いてくる方々が増えたのではないだろうか。
御家族総出で、焼鳥屋での夕食‥‥というパターンも多いらしい。

さて、外観はなかなかスッキリして今風の感じもあり、入りやすそうで良いんじゃない。
店内は中央町店に比べて狭い。半分ぐらいかなあ。
庶民的でもあるが、ジャズが流れおしゃれな雰囲気もある。
既に席は予約で一杯だったが、店長の洋一君が僕らの席を用意していてくれた。
1ヶ月前に会った時より、なんだか経営者としての貫禄が出てきたんじゃない(^。^)


Teruchan01_3まず集合したのは、元「輝ちゃん」経営者の大塚東洋さんと、ギター大好きなオンヅカさんとクロさんと僕。
まずはビールでカンパーイ!
美味しい焼き鳥を戴きながら、輝ちゃん新店のお祝いと、ギター談義に花を咲かせる。
東洋さん、身体の調子は良いようだ。
この夏にはカナダ移住が決まっており、カナダ国民としての権利もきちんと得たようでまずは安心。

Nagai01_2じつは東洋さん、「永井龍雲」さんの佐賀でのライブの際、わざわざ小さな和紙に漢字のサインを戴いておいて下さった。
これは、ギター内部に張るのに最高だ!
有り難う!東洋さん。

オンヅカさんは、某有名ミュージシャンから譲り受けたという秘蔵のギターを持って来られていた。
数々のレコーディングで使用されていたらしいレアなギター。
スッゲーッ!良い音するなあ。

4名で盛り上がっていると、仕事を終えたCharley(チャーリー)さんが参戦!
Charleyさんは、HNの通り、Charの大ファン!
7月に大分で催される「BAHO」ライブのサポートをされている(僕も及ばずながら中津地区のチケット販売のお世話をば)。
僕のとりまとめ分として、チケット11枚をお預かりして、代金をお支払い(^。^)

★BAHOライブ(石田長生&Char)★

Baho_2場所:トキワ会館(大分市内)
日時:7月11日(金)
開場18:00/開演19:00
全席自由¥6,000.-
問い合わせ:097-537-2270(OTIS)


※添付の「BAHO」ポスターは、掲載許可を戴いております。
ついては「無断転載禁止」とさせて戴きます。

この夜の模様は、彼のブログ「Today Is The Day」に記載されている。
http://charley.blog.shinobi.jp/Entry/837/
ちなみに、僕のブログの感想も書いてくれている。アリガト!
http://charley.blog.shinobi.jp/Entry/835/

僕は当日、日高ギター「ホルス」を持参していた。
じつは、集まった5名全員が日高ギターのオーナー(Charleyさんだけは注文中で、もうすぐ出来上がる頃)なのだ!

Hidaka01_3東洋さんの日高ギター「初号器」に、今回「桜吹雪」のインレイが追施され、「桜」というネーミングが与えられていた!
カナダへ移住し、「さくら」という日本料理店をオープンする予定の東洋さん。
日高ギターの初号器を購入し、応援団長としての役割を果たしてきた。
その恩有る東洋さんへの餞別として、日高氏より贈られた嬉しいプレゼントである。

耳寄りな話として、 井上陽水の「氷の世界」を始め、数多くのレコHidaka02ーディングに参加されたプロギタリストの安田裕美さんが日高ギターを大変気に入って下さり、山崎ハコさん用にオーダーしたと聞いた。
応援団の僕らにとって、この何よりも嬉しい知らせを皆で共有!
また美味しい酒が進む、進む\(^_^)/


さて、夜も更けて10時になったので、そろそろお開きにしますか。

代行運転業者に運転して貰い、一路別府のアマチュアライブの殿堂「博堂村」へ。

フォーク&ポップス「博堂村
http://www6.ocn.ne.jp/~go-o/hakudoumura.htm


Hakudo01当夜は、70年代フォークをテーマにした、僕らの世代の方々のライブ中で店内は満席状態!
まずは、マスターとママに先日の「山崎ハコ」さんライブの御礼を。
お世話になりました。有り難うございましたm(_ _)m

「ふきのとう」や「かぐや姫」等、懐かしい曲ばかりのオンパレードで場は和み、絶好調!
僕らはそれを楽しみながら焼酎のグラスを傾ける。

博堂村のママから「先日のハコさんのオープニングアクトに出演されたKULOが来ているので、最後に演奏して戴きま~す!」と。
あ、ママそれ聞いてないよお~。

Hakudouクロさんは、急遽店内の壁に掛かっていたギターをお借りして‥‥。
お借りしたギターは、70年代の「Aria R.MATSUOKA」モデル。
型式が150とあるので、当時15万円の高級品。さすが良い音してる!

僕が「ホルス」をケースから取り出すと、「あのインレイには全て意味があるんだよ」なんて会場で話し声が。
よく御存知!
「アコギの楽園」の「日高ギター製作日記」見てくれているらしい\(^_^)/


70年代フォークで、皆さんが知ってそうな曲をまず‥‥やっぱ「なごり雪」かな。
場の雰囲気をみて、2曲目は「ここにしか咲かない花」で更にハモリを強化。
この2曲で終わろうと思ったら、お客から「始める事で何かが始まるをやって~」と声が掛かる。

え?今夜のフォークソングライブではオリジナル曲は禁止だって聞いたよ。
それでも「やって下さ~い」の声に許可が出て、それではやろっか~♪

はっちゃんのライブでは、もうお馴染みになったイントロが始まると、場は手拍子で盛り上がる。
ハッキリ言って唄いきりました!
飲み過ぎてて、アルコールが喉を渇かしてしまい、最後は声がガラガラでしたけど‥‥。

店長もママも、勿論演る方もお客様も御機嫌な夜がこうして過ぎていきました。

いやー楽しかったなあ。
また行こう「博堂村」。
皆様も是非お越しになって下さい。
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2008年6月12日 (木)

「豊前音楽祭1st」レポ♪

6月8日(日)、福岡県築上郡吉富町「フォーユー会館」にて、アマチュアバンドのForyou祭典「豊前音楽祭(ぶぜんおんがくさい)」が行われ、我がバンド「KULO」が出演した。 (県境の山国川を挟んで、大分県の中津市と、福岡県の吉富町は隣町。現在は県を跨いでいるが、廃藩置県以前、この一帯は一つの「豊前の国」であり、文化圏は同一と言ってよい)

昭和の時代、自分たちの手でコンサートを企画し、運営していたハングリーに音楽に打ち込んでいた近隣のバンド達が一堂に会する「同窓会的要素」と、その魂を今の若者に身をもって伝ようとする「オヤジ的要素」がミックスされた音楽祭である(^o^)


朝9時「フォーユー会館」に集合し、ミーティングを済ませ、すぐに音出しを始めた。
じつは前日、全バンドのリハーサルを済ませておいたので、当日はスムーズに開始する事が出来たのである。

Meeting_2今回は各バンドが時間を決めて「受付」や「セッティング」を行うことになっていた。
僕は、朝のミーティング時から写真を撮り始めたのであるが、スタッフの誰も記録写真を撮ってない事に気付き、出過ぎた事かとは思ったが、きっと後で皆に喜んでもらえると信じて撮り続けた。

とは言っても僕も出演者であり、当日のセッティングの担当でもあり、限界がある。
「ただ写真を撮る」のではなく、妥協出来ない正格の為、せっかくなら良い画角で撮ってあげたい。
そのためには、客席内の左右翼、ステージサイド等‥‥各バンドの度に縦横無尽に動かなくてはならない。

Uketsuke出演者がそれを15バンド続けるのは、実質的に無理である。
という事で、結局先週の「山崎ハコ」コンサートの時にもお願いした平川さんに、また写真撮りのお手伝いをお願いしてしまった。
お陰で‥‥かなり助かった。
途中、KULOのギタリストの「はるちゃん」と、元遊々バンドのギタリスト「まったかさん」もちょっとお手伝い戴きました。
みなさん有り難う\(^_^)/D50_3

会場録音機材として、今回初使用するリニアPCMレコーダ「SONY PCM-D50」。
慣れない手つきだが、なかなか操作感が良い。
さて、どういう音で撮れるだろうか。
http://www.sony.jp/products/Consumer/linearpcm-rec/PCM-D50/index.html

ライブ名:「語り継がせるために TIME TRIP 昭和~平成 豊前音楽祭 」

開演10:00~終了20:00

出演バンド:
①HEAD BANKING SNATCH CREW
②BREAK SPELL
③ハープフレンズ森ん子
④わがまま小僧withYome
⑤YABO
⑥The Big Bug
⑦新見おさむ&樋口ユキノリ With あつこ 樋口征樹
⑧KULO
⑨マーブル
⑩Moby Dick
⑪ちょ子
⑫TROUBLE
⑬Shinobu with good fellows
⑭JAM
⑮Makamakas
⑯フィナーレ(出演者全員)


Nagaoka_2中津の音響屋である「ファインサウンド」が主催し、代表の永岡さんが旗振りしているこのコンサート。
企画立ち上げ当初より、相当に力の入った会議を重ねてきた。
正直まだまだ反省すべき点もあるが、初回にしてはここまで良くやってきた。

当日は、福岡県築上郡築上町に拠点を置く、コミュニティ放送「スJyoshi_2ターコーンFM」の生中継も入っており、途中にインタビュー等も行われていたのだ。

さて、高校生~50代のオジサン、オバサンまで幅広い年齢層の15バンドも出演する延々10時間にも及ぶ長丁場のコンサート。
Niimi_2客席の入れ替わり等どうなるのか不安があったが、流石に粒の揃ったバンドが出演しているせいか、各バンドそれぞれに見応えがあり時間進行が妙に早く感じる。

午後からのすぐの出番だから、早めに昼食を戴いてお腹を落ち着けておかねば。
Bentou_2まとめて注文していた幕の内弁当のカバーが凝っていて「豊前音楽祭」の印刷がされている。
ナイスです!

Yabo「YABO」の梅さんも、久々にバンドひっさげて参りましたよ。
関東方面に転勤しているのだが、いつの間に練習したのだろうか。
ゲッ!テリーズテリー(ギター)買ったの!?
だんだんと顔が谷村新司に似てきたのは気のせい?

Bmf01_2午後になり、フロントの音は朝に比べると随分こなれて気持ちの良い音が出て来ているようだ。
僕ら「KULO」の出番は13:30の予定であったが、30分程押して14:00頃の出番となった。

今回は、ベースのカドちゃんがお休みの3名態勢。
先日のハコさんの時は、1曲目で弦を切ってしまったので、結構ビビっていたのだがどうなる事やら。

「KULO」セットリスト:
Bmf02_21. ファビオラの風(オリジナル)
2. 大きな木の下で(オリジナル)
3. なごり雪(かぐや姫)
4. ぬくもりをともに(オリジナル)
5. 夢の旅路(オリジナル)
6. 始める事で何かが始まる(オリジナル)

「KULO」ライブ音源:
http://www.stickam.jp/audio/178216830


演り始めると不安は何処かに飛んでいき、精一杯やるだけの気持ちに切り替わった。
Kulo02スポットライトが当たって会場は見えないのだが、お客様が「聴いてくれてる」というのは、ひしひしと伝わってくる。
特に「なごり雪」のコーラスは、前に押し出してた感じがあって、我ながらかなり伝わったと思う。

普段演り慣れない大きなホールでの演奏!
いや~楽しかったなあ(^O^)
そして、気持ちよかった!

何度も言うが、この「豊前音楽祭」は選抜され、良い音を出すバンドが揃っている。
Marble「KULO」直後の女性デュオ「マーブル」にも手伝いで出演する我がバンド「KULO」のギタリストのはるちゃん。
やっぱうまいわ!

勤め先の関連会社の人も演奏するロックバンド「Moby Dick」も出演。
Mobydick僕は初めて聴くそのサウンドが気に入ってしまった。
今回、Eric Claptonの曲を織り交ぜながら演奏する「Moby Dick」。
特にボーカルが凄いと思ったのだが、そもそもバンドの音がまとまっている!

さて、ここで司会から紹介されて登場した元OBSアナウンサーChiaya_2「千綾奉文(ちあや ほうぶん)」さん。
じつは、僕らが学生だった頃、大分各地のアマチュアバンドを取り上げ、盛り上げてくれたOBSラジオ番組「ぶんご・M・れえだあ」を企画、運営していたのが、千綾さんだ。
当時、僕らはこの番組を通じて音楽に触れ、色んなタイプのバンドを知り、採用して欲しいが為に切磋琢磨していた。
我ら大分のバンドマンの兄貴的存在が、「千綾奉文」さんなのである。

その変わらぬ懐かしい声の激励に、僕らバンドのメンバーばかりではなく、会場の雰囲気も和み、この精神がまた次の世代へと受け継がれて行く気がしてくるのである。


Choko地元のラジオ番組でもお馴染みの実力派女性デュオ「ちょ子」や、なかなかイケてるレゲエバンドの「JAM」。
プロ級の腕前のベース横尾氏率いる「Makamakas」等、多彩なバンドが名を連ねて、名演奏を繰り広げた。
この辺りのバンドのレベルって、思ってたより高いんだなあ!

フィナーレは、「Makamakas」演奏による「世界で一つだけのFinale花」。
出だし部分の「No.1にならなくても良い~♪ もともと特別なOnly one~♪」を僕とクロさんが唄い、その後出演者全員が舞台上で熱唱!

最後に舞台に迎え上げられた主催の永岡さんの「やってよかった~♪」の一言で、出演者・スタッフ皆の心が一つになった気がしたよ。

さあ、片付けよう!
そして、「打ち上げ」になだれ込むぜ!


Bungo_2僕のカメラを確認すると、結局全バンドで1000枚近くも写真を撮っていた。
僕は、一旦自宅に戻り、パソコンに写真データを取り込んで1枚ずつ確認。
約1時間を掛けて、ダブリやピントずれの写真を破棄し、選りすぐった写真をCDに焼いた。
なかなか集合出来る機会がないバンド連中なので、打ち上げまでにデータを仕上げたかったのである。

ところで、PCM-D50によるライブ録音はどうだったか‥‥って?
さすが「デンスケ」のSONY!良い音で録れていましたよ。
きっとライブで手放せなくなるツールになる事でしょうね。


写真データが完成した頃には、機材撤収も無事完了し、既に打ち上げに突入していた。
Uchiage打ち上げ会場にパソコンを持ち込んだ僕は、各バンド用に写真CDを作成しながら、写真のスライドショーを始めると、「オーーッ!」と、会場は一層盛り上がったのである!
僕は飲み会そっちのけで、CDを作成し、各バンドにお渡しした。

永岡さんは殊の外喜んで、「記録写真が何も残ってないと思ってた。来年もお願いしますよ~♪」って。
でもこの仕事も大変なんですからね~永岡さん!
もし来年もやるのであれば、ちゃんと記録班も手分けしてやりましょうね!

Bmf03_2こうしてガヤガヤと盛り上がる打ち上げは延々と続き、楽しい週末が、あっという間に終わってしまった。
普段顔を合わせる事がないバンド同士の交流もなかなか良い物だ。

音楽を通して人と人とが高め合い、助け合う日本文化の素晴らしい面を、人付き合いが希薄になった現在、今の若者も大いに学び、受け継いで欲しいと、このコンサートを終えてより一層思うのである。 

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2008年6月 5日 (木)

「山崎ハコ」コンサート・レポ♪

6月1日(日)は、別府で「山崎ハコ」さんのライブが行われ、我がバンド「KULO」がオープニングアクトで出演した。

Takegawara場所は、別府の創業130年の老舗の温泉「竹瓦温泉」の目と鼻の先にある「ヒットパレードクラブ」。
レトロな雰囲気のクラブで、ボックス席があり、ステージ前は踊Hit01れるスペースになっていて、とても広い!
そもそも、この建物は昔から営業していたキャバレーであった。
これを改装し、現在ではアメリカンポップス、ロカビリー・ミュージック等の生演奏が行われている。

今月が、ちょうど開店20周年に当たるらしく、この「山崎ハコ」コンサートは20周年協賛ライブとなっている。
とは言っても、ここはアコースティックのプロを入れたライブは絶対行わない場所と聞いていた。
しかし、日田市出身でもある「山崎ハコさんなら!」と承諾してもらえたようだ。
だって、ここはハコさんの雰囲気にピッタリだもんね!

そして、今回のライブは、別府のライブハウス「博堂村」が主催して行われた。
Hakudou「博堂村」は、別府出身の「大塚博堂」の甥っ子さんが経営されているライブハウスで、わずか37歳で亡くなった「大塚博堂」のゴールドディスク等様々な遺品が店内を飾っている。
大塚さん御夫婦は、食えないストリートミュージシャン達が演奏出来るようにと、店をボランティアで運営していると言っても過言ではないであろう。
Hit02まるで親のように面倒を見ているとの事。
ホント頭が下がる。

さて、「山崎ハコ」のオープニングアクトに出演するのは、アマチュアの3バンド。
会場はすでに満席だ!

① 1番手は「大塚 郷(おおつか ごう)」さん。

Gou01わずか5年の間に100曲以上の曲を残した伝説のミュージシャン「大塚博堂」。

「博堂村」の社長とは違う、もう一人の甥っ子さんである「大塚 郷」さんは、博堂の歌を唄い継ぐミュージシャンだ。
顔もそうだが、声もそっくり!まるで御本人のよう。

しかし、話に聞くとそれも大変なプレッシャーらしい。
大塚博堂のファンからは、「歌い方が違う」と言われる事があるそうだ。
「モノまね」じゃないんだから、僕は良いと思うのだが‥‥。

http://www.oct-net.ne.jp/~shoez/go-otsuka/index.html

「大塚 郷」セットリスト:
1. ダスティンホフマンになれなかったよ(大塚博堂)
2. めぐり逢い紡いで(大塚博堂)

博堂の代表曲2曲を熱唱してくれた。

② 2番手は、我がバンド「KULO」だ!

Kuro01_3今回は、ベースのカドちゃんを入れた4名態勢。
僕の演奏席は、ハコさんのプロギタリスト「安田裕美」さんのセッティングのままだ。
モニターの音とか、エフェクター等何もいじらずにやったので、演奏しにくい姿勢だが仕方がない。
ここは頑張るしかないのだ。

カドちゃんの友達の平川さんに今回、写真とビデオ撮影をお願いした。
沢山写真を撮って戴き、感謝感謝!

「KULO」セットリスト:
1. 大きな木の下で(オリジナル)
2. ファビオラの風(オリジナル)
3. 始める事で何かが始まる(オリジナル)

ナント1曲目で弦を切ってしまった‥‥ガーン(T_T)
バンドの音が良かったのに、チューニングずれたまま2曲目やって、僕のせいでテンション下がってごめん(T_T)
3曲目は何とか持ち直して、精一杯頑張ったよ。

始める事で何かが始まる:(当日の動画です)

また、beppu841さんがYouTubeに、当日の動画「大きな木の下で」をアップしてくれています。
http://beppu841.junglekouen.com/e53820.html

③ オープニングの最後を飾るのは、「Dear Friends(ディア・フレンズ)」。

Dear01第1期かぐや姫のメンバー「森 進一郎」さんのバンドだ!
今回はバンド形式ではなく、アコースティックギター2本で、かぐや姫やふきのとうのカバー曲をしっとりと聴かせてくれたぜ。

森 進一郎さんは、大分市内にライブ居酒屋 府内フォーク村「十三夜」を経営していらっしゃる
僕ら「KULO」も、何度か単独ライブを企画して戴き、演奏させて戴いた事がある。
皆様も気軽に足を運んで戴ければ、毎夜のように森さんの素晴らしい歌声を聞く事が出来るから、どうぞお越し下さい。

府内フォーク村「十三夜」関連記事:
http://acoraku.way-nifty.com/blog/2007/12/post_e707.html

「ディア・フレンズ」セットリスト:
1. 愛と風のように(バズ)
2. ひとりきり(かぐや姫)
3. 白い冬(ふきのとう)
4. かたち(盧佳世)

10分間の休憩の後、いよいよ「山崎ハコ」さんのライブだ。

④ 「山崎ハコ」さんの登場!

Hako01リードギターは旦那様の「安田裕美」さん。
安田裕美さんと言うと、元「六文銭」のギタリストで、「井上陽水」のセンチメンタル次代には、「断絶」「二色の独楽」「氷の世界」等数多くのアルバムに参加。
「小椋佳」「中島みゆき」「中村雅俊」等のレコーディングに参加する人気ミュージシャン。
リハ時の安田さんは真剣で、コワーイ人に思えたが、話してみると何とも良い方だった!

というのも、安田さんのギター・ピックアップにノイズが乗って使えず、急遽クロさんの日高ギターをお貸しする事に。
(当日の僕のギターは7弦だったから、貸せなかったんだ~)

さて、ライブが始まった。
Hako02ハコさんの細く小さな身体から、絞り出す突き刺すような歌声が零れ出る!
頭をぶん殴られたようだ。
すごくゆっくりと喋るハコさんだけど、この鋭い歌声は!
聴いてると、すーっと引き込まれるんだよ。

悲しく、淋しく、切なく、有る意味暗~い唄だけど、パワーがある!
凄い!

福岡県の筑豊地方を舞台にした映画「青春の門」の主題歌「織江の唄」は、作詞は「五木寛之」で、作曲「山崎ハコ」。
悲しいけれど耳にいつまでも残る名曲だ。!

「山崎ハコ」セットリスト:
1. 望郷
2. 織江の唄
3. 白い花
4. ひとり唄
5. ヨコハマ
6. BEETLE
7. 気分を変えて
8. 飛びます
9. 会えない時でも(アンコール)
 

コンサート中、会場はシーンとした張り詰めた空気に満ちている。
ハコさんの物静かで何ともユーモアのあるトークで時折和み、またシリアスな歌に魅了されていく。
この空間そのものが、ハコさんの魅力なのであろう。

アンコールも含めて、1時間10分程のコンサートがあっという間に終わってしまった。
良かった~♪しびれたぜ~♪

⑤ 恒例の「打ち上げ」タイムだあ!

Hako03_2僕は一旦、ハコさん御一行様を車に乗せ、ホテルへお連れしてチェックインして戴き、打ち上げ会場の「はんなりの香暮れ家」にお連れした。

この店は、野菜を中心にした薄味だが旨いお袋の味が嬉しい!
特に、「とり天」は有名らしい。
(「とり天」とは大分名物で、チキンを天ぷらにする料理で、ちなみに中津は「唐揚げ」が名物だが‥‥)
安田裕美さんは、この「とり天」がやたらと気に入ったらしく、結構食が進んでいた。

それから安田さんとの話題はもっぱらギターの事。
Hako04安田さんは、今日借りて弾いたクロさんの「日高ギター」をとても気に入ったらしく、僕の「ホルス」の携帯に撮ってあった写真をお見せして、製作の経緯も説明した。

コンサートの翌日、安田さんからメールが届き、僕のブログ「アコギの楽園」を見て下さったらしい。
10月にまた大分にお越しになるという。
その時は「ホルス」を弾いてみたいとの事。

望むところだ\(^_^)/

日高ギター「ホルス」製作日記:
http://acoraku.way-nifty.com/blog/cat7745653/index.html

Hako05それから最後になってしまったが、「博堂村」の大塚さん御夫妻には、夕食の御馳走まで戴き、このコンサートの間、殊の外お世話になった。

この場を借りて、心より御礼を申し上げたい。

皆様、別府にお越しの際には是非、別府駅前にある「博堂村」を目指して欲しい。
いつも暖かい音楽と人情に溢れた、ホットな場所だ!

博堂村ホームページ:
http://www6.ocn.ne.jp/~go-o/hakudoumura.htm 

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2008年6月 4日 (水)

27th「アコサミ」ライブレポ♪

5月24日(土)PM5:30より、中津市内のプレイヤー楽器店のライブスペース「Aco Place(アコプレイス)」にて行われた「27th アコースティック・サミット(通称アコサミ)」に、我がバンド「今日もラーメン」が出演しました。

Kyorah02_2当日は朝9時半にプレイヤー楽器に集合して練習することに。
佐世保以来、練習という練習をしてなかった「今日もラーメン」。
一通り練習して勘を取り戻したところで、夕方のライブまで間があるので一旦帰宅。

午後4時に再び会場入りして、リハーサルだ。
到着時、既に「のぶた」のリハ中。
その後、マーブル、今日もラーメン、KULOのリハーサルがとんとんと終了。

じつは、僕が「今日もラーメン」の他にやってるバンド「KULO」のクロさんは、今回ソロでの出演することになったのです。

今回のアコサミは、開催が突然決まった事もあり、集客がほとんど出来ずに会場はまばらでしたが、そんな事はお構いなし!
Marble01_3精一杯良い演奏をやろう!

さて午後5時30分、「27th アコサミ」の始まりです!

① 1番手は、最近常連になりつつある「マーブル」

今回は、新曲を練習してきたみたいで、いつもよりグッと大人の雰囲気を漂わせています。
お手伝いで参加している「Kulo」のギタリスト「はるちゃん」のギターテクニックが光ってるぜ。

Nobuta01② 2番手は、ストリートでも頑張っているアコースティックデュオ「のぶた」

自分たちのオリジナル曲で攻めている若手ミュージシャン。
二人の息はバッチリで、時々冗談を言いながら楽しいステージでした!
将来が楽しみです。

③ 3番手は、「KULO」 のクロさん。

Kulo01_2今回はカバー曲中心に、自ら作曲した中学校の校歌等織り交ぜたステージ。
会場を自然に自分のペースに弾き込んでいく話術と、優しくも渋い声が魅力のクロさん、やはり凄いです。

④ ラストを飾るのは、我がバンド「今日もラーメン」。

今回は、パーカッションのヒカちゃんが、会社の用事でお休みで、山ちゃんと僕のオリジナルメンバー2人で演ったのですが、これはこれで良いね。
ギター2本で、シンプル・イズ・ベストって感じ。

「今日もラーメン」セットリスト:
1. DayLight Twilight(オリジナル)
2. Georgia On My Mind(レイ・チャールズのカバー)
3. 咲く・La・さくら (オリジナル)
4. Wonderful Tonight(エリッククラプトンのカバー)
5. 夢の旅路(オリジナル)
6. 始める事で何かが始まる(オリジナル)

Kyorah01_2確かに、間違った部分が多かったかも知れませんが、自分なりに精一杯やったよ!
m太郎さんからは、「今日もラーメンが、益々パワーアップしたって感じでした!」。
クロさんからは、「僕の知る限り、今までで一番良いステージだった」とコメントを戴けました。
素直に嬉しい!

でもね、後で録音した音を聴くと、録音レベルオーバーで音が割れてて残念!

今回は、お客様が少なかった事もあり、却ってゆったり聴けて良かったのではないでしょうか。

写真撮影補助は、「m太郎」さんにやって戴いて助かりました。
「m太郎」さん、有り難う!

今回来られなかった方、次回のアコサミは是非お越し下さいね♪ 

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