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2007年9月30日 (日)

ギターフェスティバル大阪

9月29~30日に大阪吹田市で開催された「アコースティックフェスティバル in Osaka」Festival1_2行き ました。

9月30日、小雨が降り続く中、吹田駅サンクスホールの場所が分からず往生しました。

このようなギターフェアは私にとっては初めてだったし、丁度会場に着いたとき、お昼少し前だった事もあってか、お客もまばら、出展者もお昼休みに行こうか、という微妙な時間帯だった為か、会場はある意味閑散としていました。
私は、展示しているギターを触って良いのかどうか、ちょっと退き気味で遠巻きに眺めて行きました。

Shozaki1シーガル弦楽器工房を率いる「塩崎 雅亮 巨匠」がいらっしゃいました。
塩崎巨匠は、スギクラフト 杉田 健司氏等と情報交換の最中でした。
挨拶しなければ‥‥と思い、チャンスを覗っていました。
ようやくチャンスを見つけ、巨匠に御挨拶!
「大分から来ました。この度日高さんにギターを作ってもらいました!」って元気よく!

Shozaki2巨匠は、腰の低く、柔らかい感じの方で、にこっと笑って、温かく応対して下さいました。
携帯に撮っていたホルスの写真を見せる等して、しばらく談笑。
「写真撮って良いですか?」の問いかけに、「どうぞどうぞ、御自由に」と、巨匠と一緒に記念撮影‥‥それから写真撮りまくりました。

今回、アメリカの「ヒルズバーグギターフェスティバル」の為に作ったギター(ドレッドと、オリジナ ルシェイプカッタウエイの2本)を持参されており、ゆっくり試奏させて戴きました。

ドレッドノートは、朗々と鳴るレンジの広いギターで、トップはオーストリアスプルース、サイド・バックはアマゾンローズウッド(まるでハカランダのような)、柾目の綺麗な材でした。

Shiozaki3オリジナルシェイプはそれに比べて、フラットな音質、今回新たな試みで格子状のブレイシング等を取り入れています。赤えぞ松トップ、サイド・バックはココボロでした。(と思います)

オールマンギターにOEMで出している、オリジナルシェイプカッタウエイモデルも巨匠御自身で持ってきて下さって、「こう人柄が人を惹きつけるんだろうなあ」としみじみ思った次第です。

段々と客も増え、賑やかになって参りました。
試奏室は満席で、ゆっくり弾くことも出来ない程!女性客も結構居るよ。
空いてる時間帯にゆっくり弾けて良かった!

Hidaka01今回、日高氏の出品は単独ではなく、「ドルフィンギター」からの出品でした。
僕の「ホルス」の兄弟機「D-M サンバースト(シリアルNr.31)」が中々しっかり作られており、出来上がっていました。
サイド・バック「ウエンジ」の音は、ローズより若干軽く、ローズとマホの中間の様な感じでした。

Sugi1さて、スギクラフトのコーナーではフィンガーピッカー達が群れており、小松原 俊氏が話をされていました。
さすがスギクラフト、噂に違わず、良い作りしてるなあ。

隣のライブ会場では、プロのライブが開催されておりましたので、その流れもあり、プロの方々が多くお越しになってた様子です。
でも、私はプロの方々の顔をあまり存じませんので、よく分かりませんでした。

Miyazaki1日本を代表するフラット・マンドリン奏者の「宮崎 勝之氏」(全米マンドリンチャンピオンシップ第3位の実力派)が遊びに来ておられました。
Wataru1宮崎氏は、3年程前に、中津市のお寺で「高田 渡氏」のライブを行った際、友情出演で京都からお越しになって下さいました。
渡さんは、その数ヶ月後に亡くなられたので、最後の中津でのライブになったわけです。
宮崎氏はその時の事を覚えて下さっていて、その日の打ち上げの事等を談笑しました。

私が気になったギター:

Kameoka1①亀岡ギターのSJモデル。
胴厚がドレッドサイズ程もあるせいか、低域からボリュームがあり、レスポンス良く、短音もストロークも明るく、とても良く鳴るギターでした。
写真に収めたかったのですが、人気が高かったのか試奏室から一向に戻ってきませんでしたので、小振りなモデルを撮りました。
こちらも良い鳴りでした。
話に聞くと、押尾コータロー氏がこの亀岡ギターを使用しているそうで、音を聞いて人気の高さが分かりました。
でも、サイド・バックがインドローズで60万円は少し高いかな?

Yokoyama2②横山ギターのローズ系モデル AN-GC。
これが中々良かった!
材も勿論、作りも良いし、私好みのゴーンといった感じのローズ系特有の音。
Yokoyama1ジャーマントップ、サイド・バックはCamatillo(カマティーロ?)‥‥初めて聞いた。
どう見てもローズウッド系で、ハカランダっぽい。木目が綺麗!
約45万円也。(仕様からすると案外安いとAcousticworld思いました)

その他、沢山のギター工房の方々、製作家の方々が力作を出展されておられました。

最後にピックアップシステム「FISHMAN」の展示実演会をじっくり見て、触って、鳴らしてみました。
Fishman「RARE EARTH BLEND」が結構気に入ってしまい、「ホルスにはこれを付けようかなあ」と思ったのでした。

結局、3時間あまりもじっくり見て回り、3時半頃には帰路に着きました。
遠いところだけど、来て良かった!
皆様、幸せな時間を有り難うございました!

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コメント

はぁ〜っ。ため息が出るようなギター達ですねぇ。
実は、私も行きたかったんですよ。ギターフェスティバル。
仕事の都合でいけなくなったのですが、はっちゃんさんは
入り浸ってたのね。羨ましいったらありゃしない。

投稿: ゆっけ@チューバッカ | 2007年10月 2日 (火) 01時39分

ゆっけ@チューバッカさん

そうでしたか。ゆっけさんも行きたかったんですね!
それは、私だけ楽しんですみません!

でも私も翌日からは、しっかり仕事してますからね。

来年こそは、頑張って行ってみて下さい。
中々のイベントですよ!

投稿: はっちゃん | 2007年10月 3日 (水) 00時12分

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